昨日は忙しくてNumberもkamipro別冊も買えなかった。だが書くことは多々ありですよ。
GONKAKU (ゴンカク) 2008年 06月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2008/04/23
- メディア: 雑誌
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ジ・アウトサイダーは七月にも再び開かれるそうだ。
この大会、始まるまではなんやかやとプラスにもマイナスにも大きな想像力=幻想を以って迎えられたのだが、実際に開かれてみれば、これと同様だと思うのだがいかがだろう。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070520#p1
◆私(松原隆一郎東大教授・同大柔道部監督)はこの前、進学校だけの柔道大会を主催し、ラサールや麻布などが参加、宇都宮高校が優勝した。イヤミなようだが(笑)、練習時間や推薦選手の有無などを考えるとかえってこっちのほうが公平でエキサイティングな大会になるでしょ?
黎明期にトーナメントを行うと、会場を出るときに笑っていられる人数が限られてきます。でもワンマッチなら、参加人数の半数は意気揚々と家路に着くことが出来る。(若林太郎)
アウトサイダーって、こういう大会のひとつだと思えばいいんじゃないだろうか。
松原隆一郎氏が主催し「進学校のエリートたちが集まって、その中で頂点を競う大会」があり、前田日明が主催して「不良たちが集まって、その中で頂点を競う(ワンマッチで半数が意気揚々と勝ち、半数が涙をのむ)大会」がある。
適材適所というかなんというか(笑)
座談会より。
「メインの子も『オカン、ありがとう!』といってたじゃないですか」
「大会後にみんなが”プチヒーロー”になっていたのが、微笑ましかったな(略)負けても他人から賞賛が得られて認めてもらえる機会というのはいいことだし、競技性を別にして人間としての部分でいい光景をいくつか目にしました」
前、冗談で「はてなダイアリーユーザー柔道大会、いやその中で「毎日更新部門」を開けば(某氏はオーストラリア特別ルールで失格にする)俺(Gryphon)がスリータイム・チャンピオンになれるかもしれない」という話をしましたけど、DEEPのメガトン大会、または35歳以上の「オヤジバトル」、かつてリングの魂でやっていた「芸能人柔道大会」など、プロとして成り立つのかアマとして成り立つのかは別にしてどんな小さなカテゴリーでやってもそこに勝利の喜び、敗北の涙はあるものだ。
そしてカテゴリーによっては、エンターテインメント、キャッチーな芸能ニュース的感覚として、として時に競技的にはレベルの高い他の大会より注目されることがある。
ここから結果的に、プロで闘える人、プロの中でもスター性のある人・・・そういう人は出てくるかもしれないし出てこないかもしれない。それはエリート高柔道大会の中からだって出てくるかもしれないし。
それでいいんじゃないかと思うし、それ以上のことを求めるのは酷というか本質をはずしていると思う。自ら「それ以上のものだ」と自称するのはまあ良し(笑)
ところで余談
上の「センセイ・マツバラ主催 エリート高校生柔道大会」に参加してけっこう上位にいった高校生と話したことがあるんだが
「いやー、ラサール高校の連中にはめちゃくちゃオーラ感じましたよ」
そのオーラは、柔道とは別の種類のものだろう(笑)。
余談その2「THE OUTSIDER」第二回には、この伝説の不良の出場を!
この人が出たら、マジハンパねーぜ。
ちなみにこれは彼が「トンガッてた頃」の写真で、今はだいぶ丸くなっているとか。円柱形に(笑)
あとひとつ論じるべき点があるが
これは別種だし、だいぶ書いたので後で別エントリにしよう