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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

「嫌韓流」著者、名誉毀損で「あの人」に訴えられる。裁判で作者の実名も判明か?

m9(エムキュー) (晋遊舎ムック)

m9(エムキュー) (晋遊舎ムック)

という雑誌が出た。晋遊舎

この前、伊藤剛氏が鶴岡法斎氏を批判するきっかけとなった雑誌、というと分かりやすいか。いや分かりやすくない
http://d.hatena.ne.jp/goito-mineral/20080429/1209453336


もくじ
http://www.shinyusha.co.jp/~top/02mook/m9.htm


今の「論壇」ってぜんぜん俺たちの興味のある話題を論じてないよ。あるいは話題を、俺たちの視点で論じてないよ。そういう場を自分で作るぜーーーーと立ち上がる、ということは十分ありえるだろう。


もう15年ほど前ってことかあ、「宝島30」という雑誌がそれに挑戦した。
5年ほど発行されたが、今は無いという点では失敗だったのかもしれないが宮崎哲弥を生み、「トンデモ本」という概念を世に広め、「平成皇室批判」の先鞭をつけ、佐高信朝鮮総連批判では今なお引用されるデータを提示した…など、一定の成果ってもんはあったんじゃないだろうか。小生も今なお、宝島30の遺臣だと言っている。


まあそんなわけで、自称「ライトオピニオン」(この造語も面白い)雑誌の今後の隆盛を期待する。
こういうとき、同じ論者でガチガチ固めるとダメなんだが、嫌韓流と同一の出版社であるからウヨク的なのか、というとわざわざ一番書き手候補がいそうな漫画評に起用したのが「オタクコミュニスト」をもって任じる紙屋研究所紙屋高雪氏だから、幅広くやらにゃという自覚はあるんでしょう。

で、ここからが本題

最後に、同社のお抱え人気作家といってもいい、嫌韓流作者山野車輪氏のインタビューが載っているのだが、彼は今、数千万円の名誉毀損訴訟を提起されている。

だれが原告か・・・これが興味深い。

織原城二被告だよ・・・・・ルーシー・ブラックマンさん変死事件で「冤罪によって起訴されたが、(一審判決で)無実となった」人。あと一件のオーストラリア人カリタ・リジウェイさんらに対する準強姦致死傷は有罪。マンガ嫌韓流では「二人を殺した」となっていることや「在日韓国人と書いたこと」が名誉毀損だということ。
作者は「二人と書いたのはたしかに単純ミス」とする一方、「在日と書いたのがなぜ名誉を傷つける?」と反論した。


なんだ、俺が情報に疎かっただけで、もう週刊新潮で報道されてたのか(今、検索で分かった)。
じゃ、いいや。


あとひとつ、これはこちらの興味だけれども、山野車輪氏は本名は未公表で活動していると思うが、民事訴訟で被告になると、実名は法廷で否応無く公開されるんじゃないでしょうか。たしか誰だっけか、「相手の実名、誰なのかをあぶりだすために民事訴訟を行う」と公言していた人もいたような。
今回はどうなるのかね。
(もうはじまっているとしたら、どうなったのか?)



ところであとひとつ。
これは山野が、「単純ミス」と認めている以上、実際の論点にはならないのだが、別の問題として。



今、織原被告の立場は客観的にいうなら「一審判決でルーシー氏殺害には、合理的な疑いが捨てきれない」として無罪を受けた。あと一人の死に関与したことは認定した。

そしてこれに、両者が不服を述べて、控訴審が開かれている。

公判中の高裁では

検察側は控訴趣意書でルーシーさん事件について、「無罪とした1審判決は事実誤認」と主張。
弁護側はルーシーさん事件と平成4年2月に豪州人女性=当時(21)=が死亡した事件について無罪を主張した。

している段階。
この時、第三者、メディア、表現者が、検察の主張を独自に正しいと考えて「2人を殺した織原」と書いていいのか、悪いのか。
それでもボクはやってない」つう話があったが
無罪判決(でも一審)の被告に対し「それでも彼はやっている」と言っていいのか、悪いのか。

いや、判決が確定したって問題は同じだ。