INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ダイオウイカをめぐる国際的陰謀とは…

http://www.technobahn.com/news/2008/200805031226.html

500キロの巨大イカ、さっそく食べてみました

ニュージーランドの漁師が捕獲に成功した体長7.92メートル、重量494キロのダイオウイカ(colossal squid)、今月からニュージーランド国立博物館を中心する研究グループの手によって解剖などの詳細な調査作業が実施されている。

(略)
 ところで、恐らく一般人にとってはそんなことよりも、イカの味の方が興味があるのではないだろうか?

 果たしてそのお味の程はどうかというと渋い顔でイカを口にしている姿(画像上)から想像できる通りに「アンモニアくさかった(Tastes like ammonia)」というのが結果で、食用しては好評を得ることは失敗したようだ。


「おや?」と思われた方もいるだろう。
この前、http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080501#p4
■[科学][格闘技][たこ][催し]王の栄光と孤独を、ダイオウイカから考える

のエントリで紹介したURLの内容と、あまりにかけ離れているからだ。

http://www.technobahn.com/news/2008/200804302110.html

科学者の一人は、「驚くべきことに匂いはほとんどしない」と答える。「清潔な魚屋くらいの匂いだ」という。

また、「わたしたち調査員とテレビのレポーターで、イカの損傷を受けた部位の試食もしてみました。味は普通の刺身と変わりなかった」と話している


なにかある。
そう直感した私は、このブログを書くに当たっての情報源となる、イスラエルの現役情報機関職員にコンタクトをとってみた。詳細は明かせないが、これまでの取材でも信頼性にはトリプルAをつけていい。

だが、その答えはおどろくべきものだった。


「ノビー…じゃないやグリー、悪いがこの件に関してはノーコメントだ。というか、君もすぐ手を引いたほうがいい。我々の情報力は、シリアとノース・コリアのアライアンスも暴いた。だが今回の件に関しては、その我々でも全貌は掴んでいない。とにかく、とてつもなく大きなコネクションが動いている、としか言い様が無い」


「つまり…『ダイオウイカはおいしくない』という、これまでの情報を、真実の研究によって覆されることを好まぬ一派がいると?」


「君も、ユダヤ教の教義は知っているだろう。イカは『うろこの無い魚』に分類される、禁忌の食物だ。そしてキリスト教徒の西欧にとっても、イカは『デビルフィッシュ』だ。見せると暴れるかもしれない、海外版だ。その頂点に位置する、『大王』がもし美味だったら…精神世界において地球の七割を占める、セム一神教の価値観が根本的に崩壊したら、世界の混乱は必至だ。真・死海文書を封じ込めている我々の機関が、法王庁と今回ばかりは共同歩調を取っているよ。『神罰の地上代行者』たちも動き始めた」


「しかし、われわれは…どんなものであっても、真実から目をそむけてはいけないはずだ」


トリプルAの情報提供者は、数秒の沈黙の後、意を決したように語った。


「これで最後だ。もう君とはこれで、永久にコンタクトは取れないだろう。これまで楽しかったよ、感謝する。 ひとつだけだ。この壮大な陰謀を、経済面で支えている東洋のコングロマリットがある。カバーは零細な食品会社だそうだがね。イカ経済を牛耳る陰のドンだ。コードネーム『よっちゃ…』」


そこまで彼が言いかけたあと、同国が誇るサブマシンガン「ウジィ」の速射音が鳴り響き、電話は途切れた。

(つづく)