という話をコメント欄でしてましたけど、その関連で。ひさびさに「発信箱」から。
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/index.html
(※注意:一日でリンク先は変わります)
発信箱:本当の勝者=中村秀明(経済部)
「敗軍の将」がこれほど評価されるのは珍しい。新世代DVDの規格「HD−DVD」からの撤退を決めた東芝の西田厚聰(あつとし)社長である。
問題を先送りしない素早い決断と、「もはや勝ち目はない」という明快な語り口。約300人の記者らを1人で相手にする腹のすわった態度。がっかりさせられる経営者、政治家が多い中で、なかなかお目にかかれない光景だった。株式市場でも東芝株は買われた。
組織にとって厳しい局面、追い込まれた状況ほど、トップの対応が意味をもつという見本でもあった。
ただ、東芝が競争に敗れ、数百億円単位の投資を生かせず、収益をあげる機会を逃したのは事実だ。さらにいうと、ソニーなどのブルーレイ・ディスク陣営も勝者ではないのかもしれない・・・(後略)
では真の勝者は?リンク先参照。