リクエストにお答えして(笑)、いやリクエストはおいといても大ニュースですね。
さっそくhttp://blog.livedoor.jp/nhbnews/にも投稿しました
【海外総合】 MMA 、ついに全米地上波放送実現か < Gryphon
http://blog.goo.ne.jp/hiroshi_nielsen/e/016b8f2acb5b5eef0733e6dc4c1413ca
http://sadironman.seesaa.net/article/87593772.html本当に現実の話となったら、社会的な意味も大きいニュースです。
また「ああ、その話なら雑誌なんかで予告を聞いているよ」という方にとっては、意外などんでん返しもあるかもしれないのでリンク先へどうぞ。
はい、行ってみましたか。
まだ正式発表ではないとはいえど、驚きですね。
今後の期待と不安、そして意義
よくダナ・ホワイトはWOWOWや日本地上波でのUFC放送が実現しないことに関して「われわれは適正で常識的な要求をしている」といってたが、だったらCBSも話がまとまっているって(笑)。
まあ、ちょっと不安なのがキンボ・スライスエース路線だということ。
この前のインパクトは大とはいえ、どこで破綻がきてもおかしくないので、高田から桜庭にエースが移動したように、キンボでまずひっぱっておいて、だれか本格派が頭角を現すことを望む。
また、文化的にもエポックメイキングなのは、偽善的なまでに暴力コードに厳しいアメリカで地上波解禁になることの価値ですね。ヒューマンコックファイトだとして、ほぼ共和党大統領候補に指名が確実のジョン・マケインらが批判していた時代から、ここまで来た。
前田日明がKOKルールの優位性を語るときにいつも「地上波放送でパウンドOKなのは日本とロシア、ブラジルの一部だけや!」と言っていたが、ここにもう一国が加わるということだ。
当然知名度アップも計り知れない。
日本で見たいものだ
ただ、残念だったのは、もともと「米国二番手団体の追い上げ」をテーマにしようとしたのは、着実にハウスショーなどで満員(どちらも動員記録を毎回更新中)にしていて、日本でも知られるビッグネームを起用してきているエリートXC、ストライクフォースがこのまま、地道な進展をしていくという前提で、「この団体の試合映像を、WOWOWやCSで流すことはできないか?」という議論をするつもりだったんだよな。
それを飛び越えちゃった(笑)
ただCBSの放送ならいくらでも、日本で見る方法はある・・・・よな? あとで確認せねば。
また、前も書いたけどストライクフォースがHDnetで放送され、同ネット自体も今後興行にかかわっていくのであれば、いっそスカパーの一局として、HDnetがまるごと見られればいいのに・・・・と思っているのですよ。
二頭の象が喧嘩すると、地面のアリが一番困る(タイのことわざ)
さて、日本に関してなんですが。
これでエリートXCが一気にごぼう抜きにするか、それともPPVの収入が一月一回入ってくるUFCが巻き返すかはともかく、質という面を置いて規模と知名度では「世界で一番、世界で二番」がこの両団体になることはこれでほぼ確定だす。最後の切り札フュージョンを使ったDREAMが、再び「世界二位」になるはずだったのに、短い夢というか始まる前から世界三番目?の団体になりゃしませんか、ってことだあ。
そしてXCとUFCの抗争が熾烈になれば・・・たぶん人材の取り合いになります。
一回は「おめこぼし」されていたDREAMの人材、戦極の人材。これが、その団体の中で戦いあい、価値が収斂され、頭角を現した選手がいたら・・・それはたぶん、声がかかってくるんでしょうね。
UFCだけなら「もういっぱいだ」も「ダナが個人的に嫌いだ」もあるからまだ安心できるけど、2団体でとなるとな。実を言うと俺、マーク・ハントはそのうち海外のこういう二番手団体で戦うんじゃないかと思っていた。
まあ、今後の展開いかんだな。