ブログ「野球のつれづれ。」
2008年02月21日
イチローが張本に「喝!」だって。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/swing11/article/225
を通じ、新聞記事もわかる。
ブログにあるとおり、イチローも大人気ないのだが、そもそも張本自身がひとまわりもふた回りも大人気ないのであって(笑)、この「喝!」コーナーでも大沢親分がひくぐらいにむちゃくちゃな自己美化、自分の時代の日本野球美化をやり、アメリカの野球はレベルが低いから、とかいい放っている。
私はそれが大好きでして(笑)、kamiproの昭和プロレスラーインタビューやカール・ゴッチ語録のノリをやってくれる人は少しずつ減ってきている時、それは貴重だ。
ただ、そもそも彼の放言に「そりゃムチャです」と選手たちは思っていなかったのかな、とは感じていた。
このレジェンドに正面からだれかが喧嘩を売ればさらに盛り上がるので、イチローがその役を買って出てくれたことにも大感謝だ。
さて、どういう形で二人を比べるべきなのか。記事にあるように、イチローのメジャー記録は「試合数が多いから」といって張本は認めない。だが、識者の指摘によると、シーズンごとではなく「イチローが張本の通算安打記録を超えた時、達成までの試合数を比較すれば一応優劣の比較材料として一番いい」とのこと。
なるほど、記録というのは面白いものだネ。
ちなみに、もっと記録で遊べる方法はあって、例えば張本びいきには
「イチローなど、所詮ゴロを足で内野安打にして稼いでるビンボーくさいやつ。「どちらが大打者か」の比較では、総安打数−内野安打で計るべし」
「張本が、勝負を避けないメジャーに行っていればもっと打ったはず。四球数も引いて、あーだこーだしろ」
なんて論法もある。説得力はともかく、面白いものだ。
そういえば何度か触れた「四割打者が野球史から消えたのは、進化論に通じる」というあの話も、ついでに思い出してください。
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