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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

読売新聞が「ネットの漫画評論サイト」を特集(伊藤剛ブログより)

http://d.hatena.ne.jp/goito-mineral/20080130/1201690656
経由で
http://www.yomiuri.co.jp/net/feature/20080130nt0e.htm

・・・もとより、ネットによるマンガ言説環境の変化については関心を持たれていたそうなんですが、紙屋研究所さん、Something Orangeさん、ひとりで勝手にマンガ夜話さん、そして漫棚通信さんと、ウチを読まれている方々にはおなじみのサイトが紹介されています


伊藤ブログでの元文章は、それぞれのタイトル名から該当ブログへのリンクが貼られているのでそれを使ってください。

sw、ちょっと余談、わき道にそれますけどね。



プロレスにはブラックアイやカクトウログなどの大物も参加している
http://blog.with2.net/rank1226-0.html
というブログランキングがある。
(これ、検索機能とか順番入れ替え機能が無いので個人的な評価は低い。一応当ブログも参加してますが、はるか下です)



マンガ評論、ニュース情報ブログにもあちこちに点在しているんでしょうけど、例えば読売新聞で紹介されたサイトが一堂に集まったブログランキングは無いですかね。
上のランキングサイトにもあるけど、アニメと一緒のカテゴリであることもあり、上位は動画紹介サイトばっかりだ。
http://blog.with2.net/rank1130-0.html

ちなみに「マンガ ブログランキング」で検索したらトップはこれだった
http://comic.blogmura.com/

個人的には「マンガ評論」専門のランキングサイトがあればいいなあ、と思ったり。


同様に、おかげさまで格闘技情報をみんなが持ち寄るNHBニュース、が一応成功しているので、同様に漫画情報をみんなで投稿するサイトを作れないだろうか、と考えたことがあった。単純に「漫画ニュース」(仮)とするが、この企画はNHBの共同管理人が漫画にあまり興味が無いので頓挫した(笑)。

もう、既にそういうところはあるのかな。でもゴルゴ31とか、個人の情報サイトで凄いところがあるからもう十分なのかもしれないな。


漫画評論ブログの書籍化について

上の新聞記事でも紹介されているように有名サイト「紙屋研究所http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/ は最近

オタクコミュニスト超絶マンガ評論

オタクコミュニスト超絶マンガ評論

と文章が書籍化された。

サイト自体はsince2003.6.20に始まったそうだから、ちょうど日本では「ブログか?サイトか?」の狭間だったのだろうか。ブログの諸機能に慣れた目から見ると、ブログでやってもらえれば(できれば「はてなダイアリー」でやってもらえば)便利だしアクセスもさらに増えると思うんだがなあ、と考えたりもする。


この書籍版を私も購入しているのだが、実は自分にとって、ネット上にほぼ同じコンテンツがある本を買ったのは初めての経験だった(うろ覚え)。で、今さらの話であるが「ネットで読めるのに、本を買うのは負けじゃないか?」という躊躇が正直あった。よく考えると何に負けているのかまったく分からないが(笑)。


実際、やっぱり紙の書籍は読みやすく、買ってしまえば損をしたとは全然思わない。
ただこれは自分が、紙書籍に慣れた最後の世代だからじゃないか?というのは自問自答してみたが、要は下の世代がどう感じるかだから何ともいえない。


銀河英雄伝説」を初めて読んだとき、ウームと唸った描写がある。
あの宇宙を舞台とし、宇宙船が飛び交うSF世界なのに「電子データがいくら進歩しても、紙の書籍には別の便利さがあり、まったく廃れていない」という設定なんだよ、あの銀河は(笑)。愛書家田中の嗜好も、そういう世界設定を選ばせたのだろうが、実際の歴史もそうであってほしいものだ。

・・・ひょっとして「銀河の歴史が、また1ページ。」という台詞を使わせたいためにこういう設定にしたのかもしれないな(笑)