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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

フランス、中東に新軍事基地。ペルシャ湾に楔打つ?

「中東TODAY」ブログ
http://www.tkfd.or.jp/blog/sasaki/2008/01/nouae.html

サルコジ大統領がUAEに海軍基地設置合意


 既にこの欄で紹介したが、ブッシュ大統領がイランに対する圧力(軍事攻撃も念頭に入れた)と、湾岸各国の民主化を叫んで飛び回った影で、フランスのサルコジ大統領はアラブ首長国連邦(UAE)との間で、アブダビに海軍基地を設立することを合意している。
 日本では、このニュースはほとんど重視されていないが、とんでもない出来事なのだ。そもそも、アラブ首長国連邦はイギリスの権益下にあったところであり、いまだにイギリスの影響力は絶大なのだ。
 このためか、湾岸アラブ諸国のなかにあって、アメリカがいまだに軍事基地を有していないのは、アラブ首長国連邦だけだ。
(略)
そのアラブ首長国連邦に、突然フランスのサルコジ大統領が訪問し、海軍基地を建設し、恒久基地化を図るというのだ。言ってみれば、イギリスの権益域内に、フランスが土足で上がり込んだも、同然の行為であろう。
イギリスのBBCは「フランスがシリアスな動きを湾岸でしている」と題して、このニュースを伝えている。そして、フランスはこのことにより、アラブ首長国連邦に対し、兵器の売込みをしていく、と予測しているのだ。
しかし、ヨルダン・タイムズはもっと直接的な表現で、このニュースを伝え、核心部分を突いているのだ。同紙は「フランスは石油輸送ルートに戦略拠点」・・・

確かにそのとおりだ、フランスがアラブ首長国連邦に、海軍基地を建設することは、イギリスとフランスのケンカのように思えるのだが、それだけではない。フランスはアラブ首長国連邦との今回の合意で、ペルシャ湾の出口ホルムズ海峡を、押さえたということだ。
そのことは、湾岸諸国から日本に送られる石油、ガスについても、いまフランスの支配下に落ちた
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漁夫の利、という言葉をしみじみ感じる。