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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

戦極に”不極(きめず)”の達人・菊田早苗出陣!「筋肉バカの壁」を乗り越えられるか?

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/column/200801/at00015987.html

開催2カ月を前に、ついに発表となった戦極の第1弾カードはアブダビコンバットを制した“寝技世界一”の菊田vs.日本人キラーとしてPRIDEを席巻した豪腕バローニの激突。美濃輪育久長南亮近藤有己ら日本人トップファイターをマットに沈めた拳でKOを狙うバローニに対し、それをかいくぐってテークダウンと寝技を狙う菊田という、両者の異なる持ち味が真っ向からぶつかり合う一戦となる。


二ヶ月前の決定で「こんなに早く相手が決まるなんてはじめて」とか言わしめる日本格闘技界の現状ってどうよ、とか言いたくもなるが、それはそれとして寝技同士とかストライカー同士よりこっちのほうが面白くなりそうでは有る。同じ柔道系寝技師、ユン・ドンシクの最近3つの試合のようなスリリングな試合になればいいな。


いくつか論点がございまして、ひとつは本人が言ってるように「一本」ありやなしや、ってこと。


以前「早苗菊田の極(き)まらない話」の主人が務まる、と書いたようにこの人の極まるか決まるか、ああ逃げられた…というのは一種芸の域に達しており、実際のところ私はマジに楽しめる。瀧本誠戦とか大好き。はっきり言って今回も、それを期待している。
関節技の逆刃刀、と呼ばれるゆえんだ。(呼んでない呼んでない)



もひとつ。
これは偶然と片付けてしまえばいいのだが「ひょっとして旦那、近藤有己をまだ意識してんと違いますかい?」と。

格闘家は以前付いた黒星を意識する人しない人、いろいろといます。JZ・カルバンは格通でだったか「70Kgのトップに上った今、黒星をつけられたヨアキム・ハンセンにリベンジしたくないですか?」と聞かれ「自尊心が強い選手は自分が負けたことを許せないと思うんだろうけど、あそこで負けたことは僕を成長させるポジティブなことだと思ってるからこだわらない」といってた。

ただ、菊田は…これはそういうカードを提案するマッチメーカーもだけど、パンクラス近藤有己がドローになった時に、速攻でその相手、元祖ヌルヌルことジャン・フランソワ・レノグ(いまどこに?)との試合を決めている。
無名ともいえるこの選手との試合は、「相手は近藤とドロー」があったからだというのは言い訳しようもなく間違いないはずで、今回のバローニ戦も「近藤を秒殺した相手」という話はどう口で言っても絶対に意識してるだろうなあ、という話です。
じゃあまだるっこしくなく、一敗一分の相手に直接対決したらどうだ、いったんそれ決まって、お前の負傷で流れて、しかも代役(金原弘光)と近藤の試合後、代役を無視してリングに上がり「絶対に実現するから」とファンに約束したろ…とか蒸し返すのは簡単なのだが(笑)、じゃあ今パンクラスが、いまや日本で一番の人気チーム(2008年1月1日以降)の総帥にどれだけのファイトマネーを払う用意があるのよ…と問えば、断るほうに理がありまくる(爆笑)。



そして相手はフィルです。バローニです。
筋肉です。バカです。合わせて

筋肉バカの壁 [博士の異常な健康PART2]

筋肉バカの壁 [博士の異常な健康PART2]

となる。(あんまり関係ないか)


M・U・S・C・L・E、マッスル! M・U・S・C・L・E、マッスル!
3、2、1、ファイヤー!!
な人ですが、まあ強かったり弱かったり極端な人だぁ。
戦極的には、ここで菊田というコマが欠ける訳にはいかないだろうし、うまくかみ合うことを期待はします。


ところでPPVが決まったね。

「後日のCS」と言っていたが、俺が批判したのでPPVになった(大嘘)。
そう言った後でいうのもナンだが、昨日まで「その日は会場に行くしかないなー」と思っていたのだが、「PPVがあるんじゃあ『絶対に会場に行かなきゃ』でも無いか。どっちにするかギリギリまで考えよう」と真剣に検討し始めた(笑)。
あまつさえ、同じ月にあるかもしれず、たぶんPPVは無いであろう「HERO'S+やれんのか新党」の興行のほうを優先するかもしれない(笑)。
主催者はそれがいやだったのか。まさかな。でもエゴイスティックに検討するとそうなっちゃうよねえ。

PPVは、電話回線なしでも初回だけでも契約可能な形式で有ることを希望する。


関係ないけど漫画「センゴク」は

キャッチコピーが
戦国史最も失敗し、最も挽回した奴がいた」だったな(笑)

センゴク(15) (ヤンマガKCスペシャル)

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センゴク公式バトル読本 (KCデラックス)

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この作品は、フェイクとしての実在史料の引用、つまり大嘘を付くために史料を使うのがうまくて感心させられる。