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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

次回UFCは魅力だが…たぶん日本格闘技界は「独立」を保てる。当否は別にして

NHBニュース( http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ )とダブルポストです

http://www.ufc.com/index.cfm?fa=eventDetail.fightCard&eid=1023
ヒロシです(涙)経由で。


Name: Keita Nakamura(中村K太郎) vs Name: Rob Emerson

が正式に決定。この回のUFC


ブロック・レズナー参戦
ノゲイラvsティム・シルビア王座戦
ヒカルド・アルメイダ復帰
そしてK太郎と日本のファンにも馴染み深い選手や試合が多いようです。


シウバやショーグンを戦艦大和や武蔵に例えて、日米戦争のわが方不利っぷりを自虐していたが、そうそうわが軍にはまだアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラがいる。
ソーラーレイ・システムかジオングかだ(いや戦争が違うだろう)。さらに例えるなら「アルテミスの首飾り」だ(それも戦争違う)。
ただ、ここであのグリズリーをミノタウロがひとのみ、いやひと極めしてくれれば溜飲は下がりそうだ。
また某所のネット中継ブログ速報、お願いします。



とはいえ、この大会がやったとしてもだ。例えばこれが地上波放送されて「戦極」以上に人気出るか?といえば出ないと思う。そもそもロレンゾも「WOWOWと復縁協議中だ」とかいっときながらそうなる気配すら見えないもんなあ。
結局、ダナやロレンゾはPRIDEブランドの処理も含め、「日本市場を捨てた」んだよ、たぶん。「カネと時間をかければ新規に開拓できるかもしれない潜在的には有望な市場」という認識があるかもしれないが、同じような、いや潜在的可能性では上のヨーロッパ侵攻計画を今UFCはやっていて、宣伝などの投資額も膨大だ。
日本はまあ、無視なんだろう。


その間隙を縫って、やれんのか!が散開のために行われ、格闘大連立も実現し、戦極ができた。
地上波がつくつかないはともかく、たぶん、これはもしUFCが日本のどこかで放送再開or日本興行実現しても、十分に対抗できると思う。
まだPRIDEのほうがUFCより規模が大きいときも、「俺はアメリカで人気者になりたいから」ということで残った選手がいたでしょ。Dynamite!やHERO'Sの日本人選手も、それに近いんじゃないかな。地上波の知名度は魅力だ。フリーターのイメージが生涯付いて回るとかの副作用は兎も角(笑)。


これは実はミルコやシウバ、ショーグン、ソクジュ…たちが、UFCの中心にデンと位置して大活躍していれば様相もまるで違っていたのだろうが( _| ̄|○ )、幸か不幸か彼らが主役になれてないことで日本ファンの興味も半減、激減してしまったのだと思う。


つまり、日本格闘技界は今後「プロレススターウォーズ」ばりの日本侵攻を気にすることも無く、今話題のオーストラリア大陸が、他の生存競争とは一線を画して有袋類の天国になっているように・・・もしくはガラパゴス諸島のように、別の王国を築けそうな気がするんですよね。もちろん、超メジャーリーグ、格闘技界のウィンブルドン、ここのリングが60億分の1を決める場所…というPRIDE的な権威はもはや望むすべもなかろう。
ただ、そういうことを臆面もなく言える人材はサッカー界に厄介払い…いやいや流出したしね(笑)。その看板をひっそり降ろしてもいいんじゃね。


ただ、これもUFC引き抜きがいまひと段落したから言えるんで、ぽつぽつとした噂の通り、五味隆典with今井賢一代理人(らしいのよ)という予備役将軍ヤン・ウェンリーUFCに帰順したら、もう一度日本のファンは「やられた!」と思うんじゃまいか。この論考は、そのときのダメージやその後の「UFCの日本人気」は計算に入れてないのでそのへんはあしからず。


ただなあ、どっちみち日本市場に興味が無いなら「放送権料なんかにこだわらず、捨て値でいいからUFCやTUFを、どっかで放送できるように売っておけ」というやり方にしてくれればいいのに。今度、ダナ・ホワイトに取材する日本マスコミはそのへんのロビー活動を兼ねていただきたい。
ランペイジがTUFのコーチとかいうアブない話もあるし(笑)、それは見てみたいんだ。