INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

日本の港湾の競争力低下、新聞で特集される

産経新聞で今、1面と社会面にわたって連載している「やばいぞ日本」。
日本のさまざまな危機、それもある突発的なクライシスというより、じわじわと進む求心力の低下や地盤沈下の現象を扱っているのですが、昨日7日付の記事が


http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/071007/fnc0710070304000-n1.htm

やばいぞ日本】第3部 心棒を欠いている(9) 2007.10.7 03:04

■ハブ港は中韓に奪われた 

下の写真をみていただきたい。広大な貨物置き場には肝心の貨物がほとんどない。着岸している船も少ない。

 これは北九州市や国などが、「北東アジアのハブ(中継)港」を目指して約900億円を投じて、2年半前に建設した最新鋭の「ひびきコンテナターミナル」(HCT)でほぼ毎日みられる光景だ。日本海側で唯一、大型貨物船の入港が可能な水深15メートル、長さ約700メートルの岸壁を持ち、3基の巨大クレーンがそびえ立っている。が、開港1年目の貨物取扱量はコンテナ換算で10万個を予想したものの、約6000個にとどまった。

 これに対して、対照的なのは約200キロメートル先対岸の韓国・釜山港だ。大型コンテナ船が頻繁に行き交い、活気をみせる。釜山港が取り扱うコンテナの約半数は、世界中から集まる積み替えコンテナだ。

 国土交通省によれば、日本発着のコンテナ貨物のうち、アジア主要港で積み替えられて海外に輸出されたり、逆に海外からそんな港を経て日本に運ばれるコンテナ貨物の割合は1993年、2・1%にすぎなかった。

 それが2003年には15・5%に上昇した。北米における現地生産比率が3割を超える日本の自動車生産向け部品も、釜山経由で米国などに運ばれる。

 残念なことに、日本は欧米とアジアとを結ぶ主要航路便からはずれて


いわゆる「嫌韓」な発想なら題名からして刺激的だろうが、そんなくくりを外しても、前にも書いたがとにもかくにも、日本は諸外国からとにかく、防衛関係者が銭を儲けて儲けて儲けて、そのおこぼれで我々がともかくも三食心配なく食えるわけです。そういう点では、港という、そういう部分でも損するわけにゃいかないでしょ。
ほら、単なる「韓国に負けるな!」みたいな話じゃないのだ。(つうか1位はシンガポールだしね)

http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/071007/fnc0710070304000-n2.htm

国土交通省の試算によれば、完全に海外のハブ港を経由しなければならないとすると、日本に入ってくる食料品で2・3%、繊維製品で3・7%、輸送機械で4・4%それぞれ輸入価格が上昇する。

 また、日本からの輸出品が高くなることで、製品の国際競争力が落ち、輸出額は10年間で3、4兆円減少する。

 しかも「もし中継港が政治情勢やストライキで凍結されれば、生鮮食品類などが日本国内に届かなくなる可能性もある」


ただ、これで気になるのが前にも書いた組合との関係。

「港湾運営の民営委託で「24時間365日稼働」「日本一安い経費」を標榜(ひようぼう)したHCTも例外ではなかった。港湾労働者らでつくる組合が労働条件悪化に加え、HCTが開港することで周辺港に集まる貨物が減少し、「雇用の安定が脅かされる」と、港で抗議集会などを行った。」

この場合、格差やワーキングプアの問題が言われる昨今「競争に負けるなら負けるでいいさ。劣悪な?他国と競争するより、日本の労働者の権利を守るのが大事」ってな立ち位置もあるわけだし。