http://d.hatena.ne.jp/goito-mineral/20070912
まったく本題とは関係ない、くだらない話なんだが、高校生のころ、英語教師に「固有名詞の後に関係代名詞の who や whose はつけない」といわれ、そういうときにはカンマを入れると習ったけどヘンだな……と思っていた。だけどいまNMEやらBBCの記事をみると、使いまくりじゃん! オレが何か勘違いしてただけなのか、教師がおかしな指導をしていたのか、どちらだろう。さすがにこれは勘違いっぽいんだが……。
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mitsurusugaya 『 ごぶさたしています。その英語の関係代名詞のことなんですが、アメリカ英語とイギリス英語の違いではないかと思います。アメリカの大学でジャーナリズムを専攻すると、「関係代名詞は使わずにカンマで代用せよ。もし、どうしても使いたくなったら一度ピリオドで終了させ、あらためて主語から書き起こせ」と説明されるそうです。ぼくにネットを通じてニュース英語の書き方をコーチしてくれたアメリカのジャーナリストの中には、「関係代名詞は恐竜みたいなものだ」(直訳:「生きた化石」あたりの方が意味が通じやすい)と教えてくれた人もおりました。
同じニュースをイギリスとアメリカの通信社の記事で比較してみると、このあたりの比較がしやすいかと思います。
・AP(米)
http://www.breitbart.com/article.php?id=D8QUKRT80&show_article=1&cat=0MNE、BBCともイギリスのニュースメディアですので、ロイター同様に関係代名詞が多いのだと思います。以前、モータースポーツの記事やチームリリースの翻訳をしているとき、イギリス英語の関係代名詞が多いセンテンスの長い文章には、いつも悩まされたものです。』
この前、ヴォルク・ハンを紹介するときに、ただハンといっても通じないから「2000年のトーナメントで唯一ノゲイラがタップを奪えなかったヴォルク・ハンが……」みたいに書きたかったんだよね。こういう形だということを肯定すれば、こっちとしても何を使うのかに頭を悩ましたりしないですむ。