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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ライトノベルの話題の補足。同時進行の話はこれでした

昨日のエントリで書いたライトノベルに関する出版関係者との話は、ブックマークも結構いただいて好評でした。
そのコメント欄でもらった補足。

某出版関係者 『ちわ。
XXXXXXXXX の部分だけど、補足しますと
冲方丁(うぶかた とう)のシュピーゲルシリーズであります。
http://www.kadokawa.co.jp/sp/200701-05/
憲兵と公安の立場。だけど、きっと想像しているのとはかなり違うとおもう・・・。』

うん、想像とかなり違っていた。
何が想像と違うかというと、やっぱり表紙(イラスト)が(笑)。

「さぁ、狩りの時間(ヤクトツァイト)だ――」
ミリオポリスと呼ばれる国際都市。この街では三人の少女たちが、不屈の突撃を信条とする警察組織「MPB」の飼い犬として、治安の維持に務めている。彼女たち三人のチームは〈?〉遊撃小隊。「黒犬」リーダー涼月は、ヘビースモーカーな突撃手。「紅犬」狙撃手・陽炎は超モデル体型のニヒリスト。そして「白犬」ワイヤーカッターを操る凶悪な脳天気・夕霧。この選ばれし三人の少女たちは、幼い頃に無くした肉体、使い物にならなくなった身体の代わりに、手足を機械化され特甲という最強の戦う身体を手に入れた。
飼い主たるMPBと、獲物たる凶悪犯罪者の間で繰り広げられる「死に至る悪ふざけ」――オイレンシュピーゲル


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ミリオポリス――近未来のウィーン。グローバリゼーション、多民族、多宗教という混沌に覆われた街の平穏を維持するために、飛び立ち、突き破り、敵を破壊する特甲児童と呼ばれる特殊な子供たちがいた。翼を持ち、敵を殲滅するために飛翔する三人の少女。敵を貫く、それこそが彼女たちの使命――なぜなら、自分たちは翼をもった弾丸だから。ちょっとおねえさんの鳳〈アアゲハ〉、ぶっきらぼうだけなツインテール乙〈ツバメ〉、大人しくてちょっと自閉症な雛〈ヒビナ〉――三人の少女は、機械の身体を持ち、MSS――公安高機動隊に所属し、テロ殲滅のために、日々生きる。飛んでいく。官給品の彼女たちに迷いはない。ただ、飛翔し、相手を破壊することだけに生まれた妖精たちは空を舞う。スキップ・ビート・フェアリーテイル


まて、両方とも主人公は女性三人のグループかい(笑)
燃えよペン」のあれを思い出すな。

「あなたのライバルが描いた漫画のヒロインは二人で、片方はロング、片方はショートカット!!
読者は必ずどっちかに付きます!」
「ぬうっ、やるなっ!! ならばこっちは三人だ!!」


それはともかく、キャラクターがどうであろうと、SF的な世界観とストーリーテリングにつながっていれば文句はない(えらそう)。「近未来のウィーン。グローバリゼーション、多民族、多宗教という混沌に覆われた街」だそうで、そのへんをどう描写しているかは興味がある。
最近、近未来の日本がけっこう治安が悪くなり、民族?や宗教も非常に多様化しているという設定を時々目にする。これはだんだんとリアリティを増しているようだが(笑)