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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「地球温暖化って本当?」「ペットボトルはリサイクルできるの?」…話題の環境異議あり本をめぐり、ネット番組で討論

まず、
環境問題はなぜウソがまかり通るのか

環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks)

環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks)

という本が話題だ、という前提条件を共有しましょう。

の種の本はこれまでも、おなじく宝島社は今まで出しているし、地球温暖化=CO2主犯説への疑義なんかも数多い。マイケル・クライトンは小説仕立てにしていたっけ。だからお馴染みの議論もあるのだが、今回の武田邦彦氏のは実際に読みやすく、影響力も大きい。


http://d.hatena.ne.jp/asin/4862481221
だと、かなりのはてなブロガーが本書を紹介していることが分かる。部数は確認できなかったが、やはり関西で紹介テレビがあったそうだ。

ただ、アマゾンレビューは、意外なほどコメントが付いてない。
このへんがいくら啓蒙的に、分かりやすく書いても本質が専門的な書籍の限界ではある。


そして反響が大きくなると、これへの反論も当然出てくる。
マイケル・クライトンの小説にはかなり動揺していた「絶望に効くクスリ」の山田怜児は「こんな説が言われているのは今や日本だけだって」と解脱しているようだが(1、2週前の号参照)、関西の紹介テレビでも反論者を呼んでのディベートをやったらしいし、同書タイトルと「反論」で検索してもいろいろ出てくる。



そして今回・・・ああようやっと本題に入れるわ。
http://blog.livedoor.jp/s_hakase/archives/50327894.html

8/15更新 「博士も知らないニッポンのウラ」 〜環境問題のウラ 第2弾
ブロードバンド映像配信ポータル「ミランカ」で
水道橋博士×宮崎哲弥博士も知らないニッポンのウラ」が無料配信中


#10のテーマは「環境問題のウラ第2弾」
前回の出演で、“環境問題の常識”を次々と覆してみせた武田邦彦・中部大学教授。しかし、あまりに過激な“武田説”に、「トンデモ本」の選定で知られる「と学会」山本弘会長らが激しく異を唱えた。果たして“環境問題のウソ”を説く武田説は“トンデモ説”に過ぎないのか!?
毎月1日、15日更新。(視聴料金は会員登録するだけで無料!)


というわけ。ここから行ける。あと、あまり大きな声ではいえないが、登録名は適当でいい。


http://miranca.com/

一軒衝撃的な、世論の中での逆転を狙う現「少数派」に、メインストリームの立場から反批判を浴びせるというのは、ばりばりの専門家であるよりこおういうエンテーテインメント的な職業物書きのほうがいい場合もある(例;アイザック・アシモフ)。山本弘はもはやベテランだ。


議論を実際に見たら・・・一部は定義をめぐる争いになっているが、直接関係はないもののちょっと思い出した話がある。
http://www.geocities.jp/koyanagimeijin/saka01.htm
の、前半部分、青砥左衛門藤綱のエピソード。どうかかわるかは、実際にこの動画を見てほしい。



科学的な議論は朝生で80年代末に「原発」をテーマに討論したことがあったが、この「vs武田邦彦十番勝負」、もっといろんなメディアでやってほしいもの。なんでも田原総一朗がこのテーマに興味を示しているという説もあり、サンプロや朝生でやればもっとメジャーになるかもしれない。
その際に武田説はやっぱり正しい、となるかもしれないし「やっぱりトンデモだ」となるかもしれないが、まずは議論の場をつくるべきだろう。


http://www.petbottle-rec.gr.jp/syoseki/index.html
という声明を出した「PETボトルリサイクル推進協議会」のお偉方も、その際は出演するように。
まさかあんたらのトップ、何の識見もない天下り役人じゃないだろうな(笑)
(ちなみに、この声明に対する武田氏の反論も動画の中にある。)



その他参考

http://takedanet.com/cat5621932/index.html
http://www.janjan.jp/culture/0707/0707018158/1.php