あの男が、2002−2003年に天下を取っていたなんてもう記憶のかなた、という人も多いだろうな。
今月のGONKAKUに、キャッチレスリングの残り香を知る男ジーン・ラーベルがこういう言葉を伝えている。彼が、7歳のころの体験だそうだ。
当時の私はまだ幼く、泣き言ばかりを言っていた。「痛いのは嫌だ」とね。そうしたら彼(註:エド・ストロングラー・ルイス)はこう言ったんだ。
「フライパンが熱すぎて嫌だったら、台所に入らなきゃいいのさ」と。つまり、レスリングをしたければ、そこに伴うものも引き受けなければならず、その中には「痛み」も含まれるのだということだ。
まあ、シロートの当方だって痛みは嫌いだし、ハード・トレーニングでの酸素が足りない苦しさとか重いものを持ち上げる疲れとかだって苦手だす。
しかしシロートと一緒にしてもまずいだろコリャ(笑)。