http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070611i411.htm?from=main4
K―1の石井元社長、懲役1年10月の実刑判決確定で収監
格闘技イベント「K―1」の興行会社「ケイ・ワン」(現K―1)による約3億円の脱税事件で、法人税法違反と証拠隠滅教唆の罪で懲役1年10月の実刑判決が確定した石井和義元社長(54)が11日、東京拘置所に収監された。未決拘置期間の60日が刑期に加算されるため、刑期は最長で1年8か月となる。
最高裁が昨年11月21日に上告を棄却し、同年12月24日に刑が確定していた。
(2007年6月11日18時59分 読売新聞)
私事ながら、こちらのPCもまだ”収監中”。デバイスドライバが見つかったので、今週中には戻ってきてほしいが・・・
ま、専門家に聞いても「なんででしょうね、理由はわかりません」と首をひねるほどの奇観であった石井氏の未収監はこれでようやっと決着がついた。
再掲載。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070522
[rakuten:book:12061978:detail]
(略)
…あー、石井館長とかの話は疲れたのであとで。と思ったが、これだけ書いておくか
石井は上告するものの、(略)最高裁第三法廷は上告棄却の決定を下した。これによって懲役1年10カ月の実刑(略)が確定し・・・・(略)・・・しかし、である。今年4月現在、石井はまだ収監されていない。K-1の主催大会に顔を出し・・・・・・元地検の検事で、現在は弁護士をしているA氏に聞いてみた。
「(略)とにかく実刑が言い渡されればすぐに収監が原則です・・・それにしても実刑確定からずいぶん経っていますね。ちょっと長すぎる」(P94-95)
そういう点では、この未収監をトピックとして企画記事を書いた「大全」、数日前にこの収監の動きをつかんで字にした「ミルホンネット」サイト、ともにお見事でした。
今後のK-1に、何か動きがあるのだろうか。
そもそも、石井氏が有罪となり表舞台から退いたあとでも、「いや企画・交渉・運営、金策などを実質的に仕切っているのは石井氏本人だ」という声はずっと続いていた。
それがどの程度ホンマン、いやほんまもんであるかいな、ということでしょう。
谷川貞治氏や角田氏がやっぱり中心でやってました、ということなら回っていくだろうし。
ただ、今思い出したけど、「石井氏は未収監である」ということに触れたもうひとつのあれがあった。
http://www24.atwiki.jp/sweatslip/pages/166.html
「すっごい滑るよ! 内部告発(?)その6 」
3 K-1内部崩壊のはじまり
もう服役してる、と大衆が勝手に思っているK-1浣腸は未だにシャバにいる。
なんでかと言えば、SG関係の政治力だったりするのだが、
まあ、それはここでは突っ込まないでおく。怖いんじゃないぞ?
まだ表の情報として影も形もないところから(秋山出場説は実現しなかったものの)「ダイナマイトUSAが、スタジアムに韓国系コミュニティを動員するため韓国ファイターのシフトを敷く」と指摘し、それが実現したことでこの内部告発者?が「何者かではある」ことはほぼ確定しているといっていいと思うのだが、それは置こう。
それより問題は、この予言?が実現するか、である。
「・・・米国の格闘技バブルだ。
第2のMルコがほしい米国の格闘技団体は、思いのほかK-1が安いFマネーで
選手を使っている事実に着目している。
今年、契約更新の選手はみな、数倍から10倍のオファーを受け取り、
困惑を通り越して既成事実になりつつある。
つまり、K-1のメインどころはみな順次、米国を主戦場に変える可能性が高い。
まぁ、M蔵にもオファーがあったかどうかは知らんが。・・・」
俺が選手だとして、仮にK-1とかその団体に愛着や忠誠心があるとしても、そこの実質トップ、創始者が刑務所に収監されたら「…ここ、これからどうなっちゃうんだろ?」と思わない?思うよね。
キック選手がMMAに対応できるかどうかは個々人に差があるとして、育てばそれでよし、だめならかませ犬にすりゃいい、って感じでK-1の2倍とか3倍の金をオファーする人は・・そりゃいそうだねえ(涙)。
たとえばMMAでも逸材っぽいマイティ・モーなんて、なんか安く使ってそうな気がぷんぷんするじゃない。
ダナ・ホワイトはK-1はk-1でやってくれ、とかいったりするが、ホラかれはうそつきだしさ(笑)。
そこをどう切り抜けるか。
がんばってください、押忍。