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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

チェ・ホンマンが闘えるかは、慎重かつ客観的に調べて欲しい

NHBニュース http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ とダブルポストです

FEG/K1 & HERO'S 】 K-1 「権威ある医者、ホンマンの腫瘍は薬で治ると診断した」 < Gryphon
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/column/200706/at00013417.html
・・・ホンマン選手は、カリフォルニアで最も権威があるというセント・ジョーンズ・スパイン研究所に行き、ロバート・ブレイン博士に診断してもらったのですが、結果は腫瘍はあるものの試合には支障がないという判断。しかもその腫瘍は、薬を飲めば3週間ほどで治療できるということまで言われました。
 さらにブレイン医師は、同病院の他の医者にも意見を聞きましたが、その診断も「問題なし」というものでした・・・・


薬で腫瘍を治すことが出来るのか。医療というのも日進月歩だ。
ところで、「カリフォルニアの最高権威ロバート・ブレイン博士」が登場。
普通だったら「へーー」と流すところだが、「あるある大事典」以降はそうもいってられない。そしてインターネット時代、そんなに権威の人なら(巨人症または脳の血腫、腫瘍?についての)論文などがウェブの中でヒットしないはずが無いだろうから、医学のそういう用語とかに詳しい人はどうぞ検索して欲しい。私はよく分からんのでパス。
まあまさか、むかしの「NASAで開発された・・・」のような権威付けのハッタリってことは無いと思うが。


ことはK-1の存亡に関わると同時に、
チェ・ホンマンという20代の若者の健康と命にもかかわる。

【補足】コメント欄より。

GONRYO 『誰か書くかと思ってたら意外にもレスがついていないので少しだけ。
下垂体性巨人症の人がMMAをやった場合どの位リスクがあるのか、と言うことについて正確に答えられる医者は世界中にいないはずです。
下垂体性巨人症は術式が定着しており(うまい人は少ないけど)腫瘍が同定されれば手術して摘出するのが普通(わかってるのに放置することは通常ない)だし、だいいちMMAと言う競技そのもののリスクがそもそもまだよくわかっていないから。
ただコミッションとしては、MRI上腫瘍があって、かつ放置していたらしい点からすると糖尿とか心疾患を合併している可能性が高いと思われるので、そのあたり総合して「不許可」としたのではないかなと思います。
ちなみにおそらく馬場さんがした手術は、経蝶形骨洞下垂体腺腫摘出術(Hardy法)でしょう。あと薬と言うのは、サンドスタチンLARのようなもののことを言ってると思われますが、これはあくまで術後に下がらない人あるいは手術の適応がない人用であって、ファーストチョイスではありません。
手術がうまくいったら3−6ヵ月後には試合も出来るようになるでしょうから、今回は延期が妥当と思います。
もっとも、これらをわかった上で本人がやるっていうんなら、試合そのものは生命上それほどのリスクはないとも思いますが。相手が相手だし。』