そういうわけで筑紫哲也News23、スタジオはなんとも低調だったが映像で面白いものがありました。
若き護憲派が各地で活躍、というテーマで教育基本法改定に際し、反対の街宣活動をしていたのかな。その該当活動もむなしく法案が可決されたとき、ある若い女性が悔しさ一杯の表情で
「こんな国会なんて、無くなってしまえばいい」。
気持ちはまあ、よく分かる。結局政治というのは、自分の意思を押し通せるかどうかであって、ある一方の立場から見れば、国会が自分の意思に合致していれば是であり、反していれば非である。
こういうことが究極的には言えるだろうし、感情的にはさらにそうだろう。
ただ、それが「憲法記念日」の特集にふさわしいかは議論の分かれるところだ(爆笑)
だって、国会無くすためには憲法をちょっと変更しないと(笑)
http://www.asahi.com/paper/editorial20070501.html
そうした一方的なレッテル張りが、問答無用の暴力を誘い出してしまう。そんな心配がある。 (朝日新聞5/1社説より)
http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM#s4
第41条 国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。
こんな歌を思い出しました。
http://www.biwa.ne.jp/~kebuta/MIDI/MIDI-htm/SeinienNippon_no_Uta.htm
権門上に傲れども 国を憂うる誠なし 財閥富を誇れども 社稷を思う心なし
ああ人栄え国亡ぶ 盲たる民世に躍る 治乱興亡夢に似て 世は一局の碁なりけり
国会が無くなってしまえばいいのなら、「ブリューメル18日方式」とか、ビスマルク方式というのもあるな。
http://www.sqr.or.jp/usr/akito-y/kindai/78-nationalism3.html
言論や多数決によっては現下の大問題は解決されないのであります。言論や多数決は、1848年および1849年の欠陥でありました。鉄と血によってこそ問題は解決されるのであります
この太字部分も、あの女性には、つなげて言って欲しかったかな(笑)