【トンガ噴火お見舞】INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

猪瀬直樹「東京DC特区構想」は実現するか?

今日はとにかくあまり書けないので、それを逆に利用して興味深い話を紹介したい。
ここ1、2日で猪瀬が公の審議会で話し、記事になったので読んでいる人もいるだろう。
東京DC特区の話。メルマガからだ。

2007年04月12日発行 第0440号 特別
> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>  ■■■    日本国の研究           
>  ■■■    不安との訣別/再生のカルテ
>  ■■■                       編集長 猪瀬直樹
> **********************************************************************
>
>               http://www.inose.gr.jp/mailmaga/index.html
>
> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
>  都知事選で石原慎太郎が三選を決めた翌朝の日刊スポーツ、4月9日付に、
> 猪瀬直樹は「『最後の都知事』で歴史に名を」と提言しました。財政破綻の夕
> 張と、大企業集中の東京――地方分権はどうあるべきか、猪瀬直樹の新提案を
> 皮切りに、今週は“東京問題”特集です。
>
> ----------目次--------------------------------------------------------
>
> 【新提言】
> 「『最後の都知事』で歴史に名を」(「日刊スポーツ」4月9日付)
>
> 【ニュースの考古学】
> 「地方分権における『東京問題』――税収の偏在をどうするか」
>                    (『週刊文春』 07年3月29日号)
>
> 【報告手記】
> 「文京区元町公園をめぐる審議状況報告」(鹿野正樹)
>
> ----------------------------------------------------------------------
>
> □■「最後の都知事」で歴史に名を
> ■□首都機能特化した東京DC特区造れ
>
>  石原さんには「最後の東京都知事」をやってもらいたい。巨大になり過ぎた
> 東京の枠組みを壊し、首都機能に特化した米国のワシントンDCのような、東
> 京DC特区を造る仕事だ。総理大臣の仕事を上回る、歴史に残る大仕事になる
> だろう。
>
>  都の財政のプライマリーバランスは黒字化したが、背景には都の中心部に集
> まる超一流企業からの税収増がある。東京都は日本の代表で首都だから、超一
> 流企業が集中する。中央区、港区、千代田区の3区の上げる税収は莫大だ。法
> 人住民税、法人事業税、固定資産税のほか、勤め人も一流企業のサラリーマン
> が多く、個人の住民税も多い。だから、東京の努力の有無にかかわらず、地方
> 自治体の中で東京が独り勝ちし、税収の偏在、格差を生んでいる。
>
>  東京の年間予算は総額13兆円。韓国、オーストラリアなどの国家予算並みだ。
> 東京への税収の偏在は、国家的レベルで是正しなければならない時期に来てい
> る。
>
>  東京駅を中心に新宿駅までの約5キロを半径とした円の中を、首都機能に特
> 化した国直轄の東京DC特区にして「大政奉還」する。円の中には中央省庁の
> ある霞が関、オフィス街の丸の内、日銀のある日本橋、六本木、お台場などが
> 含まれる。DC内の税収は、国直轄で、財政の苦しい地方自治体に回す。DC
> 外の区市町村は、これまでの枠組みを壊し、100万人規模の政令指定都市
> まとめる。
>
>  障害は多い。しかし、東京が痛みを伴う改革をやって、日本国が豊かになる。
> こんな大仕事を、国と掛け合ってやり合える政治家は石原慎太郎しかいないし、
> それでこそ政治家石原慎太郎じゃないか。
>
>                   (4月9日付「日刊スポーツ」より)
>
> ----------------------------------------------------------------------
>
> 「地方分権における『東京問題』――税収の偏在をどうするか」
>                    (『週刊文春』 07年3月29日号)
>
>  東京をどうするか。
>
>  都知事選を機会に考えてみたい。
>
>  財政の規模が異常なのである。一般会計6兆6000億円、特別会計(17会計)
> 4兆4000億円、公営企業会計(11会計)4兆円、総額13兆円もの予算が先日、
> 都議会を通過した。東京ひとつで韓国やオーストラリアの国家予算に匹敵する。
>
>                  *
>
>  上場企業の本社は東京に一極集中しているから、好景気の影響もあって税収
> は確実に増えている。法人税国税庁に納付するが、法人住民税や法人事業税
> (法人二税)は東京都に入る。一流企業と高額所得者のいる東京はひとり勝ち
> なのである。
(略)

>  裕福な区も、それほどではない区も、結局は東京都にあるというだけで財政
> に余裕が生じているのだ。
>
>  東京はどうあるべきか。東京都民だけで決めるのではなく、日本国民全体で
> 肥大化しすぎた東京の位置づけを話し合っていく時期がきているのだ。東京で
> はたらいている人は、神奈川県や埼玉県や千葉県や茨城県などから通っている
> のだから、という言い方もあるがそれでは充分な答えではない。
>(略)

>  税収が増えたのは自分の努力で売上高を増やしたせいではないのに、全部使
> い切ってよいと勘違いするらしい。行政の私物化である。予算は足りないぐら
> いがちょうどよい。
>
>  ○トウキョウDC?●
>
>  都心の千代田、中央、港の三区を中心に山手線の内側をワシントンDCのよ
> うにする。だいたいロンドンもパリも大きさはそのぐらいだ。
>
>  超過財源は足りない地方へ回す。もちろん、夕張市のような財政規律のない
> 放漫経営の行政のためではない。税収が豊かな文京区も、税収に余裕のない夕
> 張市も、いずれも放漫経営なのである。
>
>  日本国をどういう国に変えたいのか、少子高齢化のなかでどう踏みとどまる
> のか。自分の住んでいる地域をどうしたらよいのか(古い街並みを残すのも、
> ひとつのあり方だ)。先頭に立って考える義務は東京の住民にあると思う。
>
>  僕は全国各地を歩いてきたが、結局、人材は東京に偏在している。東京にい
> るだけで自然に競争力や情報力が鍛えられる。税金もそうだが、ビジネスのノ
> ウハウを含めて“資源”を地方に返せばよい。その仕組みづくりが地方分権
> 革なのである。
>



猪瀬直樹はその傲慢さを嫌う人もいるが、その「アイデア力」はやはり特筆すべきものが在る。