最初に第一報が報じられたときは意外なほど反響が小さかったような気がするが、だんだんとその影響が出てきたし、関係者がブログなどで感想や今後の予想を語っていた。
どれもこれも前途の厳しさをうかがわせるものだが、なんとかネバーギブアップで。
ところで、この事件の関係者はITで同窓会的なコミュニケーションをする「ゆびとま」というのもやっていたそうで。
そこが暴力団関係者がトップにいたら、結局会社側の倫理が頼みの綱の「個人情報保護」がどの程度守られていたことか・・・?
参考までに、このブログで一部再現して反響を呼んだ、ライブドアがらみで沖縄にて「自殺」者が出たときの「朝まで生テレビ」を再度紹介する。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20060129#p2
田原(田原総一朗) もうひとつ、これも須田(須田慎一郎)さんね、そうとうこのIT業界に暴力団、舎弟企業が入り込んでいるという話がありますね。このへんは検察ははどう見ているの?
須田 あのー、ですからそのへんについてもですね、かなり、ま、今回の件についてもどうもそういう動きはあるので・・・ただそのへんについては検察の仕事じゃないんですね。暴力団摘発というのは。
田原 目的じゃない?
平沢(平沢勝栄) これはね、検察庁がなんて言ってるかというと、この暴力団がもしこれに絡んでいるとすれば、それは警察のほうでやってほしいと。要するに任務分担ですね。
検察が何でやらないかというと、自分たちはほかに少ない任数でやることがある、というのとあわせて、暴力団の関係は検察がやるとやっぱり怖いと。
田原、 ああ、じゃあ平沢さん(=警察)のほうだ。でね、もうひとつ。どうもその暴力団がらみで狙われている、のは堀江さんのとこだけじゃなくて、ほかにもあると言われてる、これはどう?
須田 まあいくつもあると思いますね。
田原 まあこの人は(企業の)名前を知っているんだけどね、ここでは聞きません。
須田 まあ、いくつも入ってるとおもいますね。
田原 暴力団がね。これはどうなるんだろう、この問題は?
平沢 ですからこれはもう警察が・・・まあもともとアレなんですよね、株式の売買とか合併とかですね、M&Aの時に、暴力団が介入しやすいんですよ。
(中略)
田原 いや僕は実はね、暴力団が相当ITに入って、ファンドにも入ってて、ここをやっぱり警察はね、調べようっていう感じあるんじゃない?
板倉雄一郎 あの僕ももう、ITの創世記に起業をやったものなんですけど、私の会社が倒産したんですね。それが1997年でした。
倒産間際にね、ちょっと怪しげな方々からある連絡とかあったんですが、幸いそのころは私は全くかかわってなかったんですね。そういう・・・・・・(後略)