INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

鳥越俊太郎氏は嘘をついたのか、ついてないのか?

そんな日刊ゲンダイがめずらしく甘口なのがこんな記事。

http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/entertainment/story/18gendainet07022163/

越俊太郎氏に囁かれる健康不安説 (ゲンダイネット)


 ジャーナリストでテレビコメンテーターの鳥越俊太郎氏(66)の体調が思わしくないという情報が流れている。鳥越氏は05年10月に直腸がんの摘出手術を受けたが、ここにきて体調が悪化したというの・・・・・・硬骨漢の鳥越氏のファンは多い。なんとも気がかりだ。

【2007年2月15日掲載記事】

ゲンダイが有名人のことを「気がかり」というとは(笑)。
しかし、健康を気遣うのより、もっと甘い部分がありますですよ。

・・・自身が編集長を務めているニュースサイト「オーマイニュース」の“辞任騒動”。同業のインターネット新聞が「1月13日に鳥越編集長が辞任する」と報じ、鳥越氏はこの記事を書いた女性記者に「事実をねじ曲げて書くな」などと激怒している。

 この騒動で気になるのが鳥越氏の言動だ。発売中の写真週刊誌「フラッシュ」は鳥越氏の反論コメントとして「検査入院で病院に入っちゃった」「入院中で、トイレの中で電話を受け、手術直前だったので“ハイハイ”と言っていただけ」と報じている・・・

「激怒」や「鳥越氏のコメント(フラッシュ経由)」だけで、女性のほうの反論の詳細を書いていないのは意図的なんでしょうか。


さて、女性側の反論はというと
http://incidents.cocolog-nifty.com/the_incidents/


鳥越問題は、これでまとめて読める。
http://incidents.cocolog-nifty.com/the_incidents/cat6899441/index.html

2月7日、今回の記事を書くため、鳥越氏をあらためて直撃した。いまだに「そんなことは言っていない」と主張する鳥越氏に、先の電話の録音データの存在を明かすと、「入院中で、トイレの中で電話を受け、手術直前だったため、上の空で『ハイハイ』と言っていただけ」とあきれた釈明。さらには、悪びれる様子もなく「こちらの状況を確認しないあなたが悪い。あなたの誘導尋問にうまく騙されたのだ」と、私に責任を転嫁した。それならば、『オーマイニュース』でもそのように発表すべきだったのでは、と尋ねると「(オーマイニュースでの自分のコメントを)覚えていない」と開き直る始末。


ここは判断しますと、やっぱり鳥越氏が悪いわ(笑)
だいたい、キャリアで何年も上回る人なのに、そんな簡単に誘導尋問に乗せられちゃまずいですよ。で、ユードージンモンだったと仮に考えたとして、自分の口から出た話なんでしょ、結局。その責任は自分ですよ。

しかし、その電話は鳥越氏から増田記者(『JANJAN』編集部)へかけてきたものなのだ。もともと増田記者が鳥越氏の携帯へ電話したが、呼出音が鳴り続けるだけで、誰も応答しなかった。後刻、鳥越氏が携帯の着信履歴を見て、『JANJAN』編集部へ電話し、同編集部員が増田記者に取り次いだという経緯である。

 だから、鳥越氏が「トイレの中」からや「手術直前」に増田記者へ電話する必要はまったくない。自分が都合のいい場所と時間を選び、電話すればいいわけである。おそらく鳥越氏もそうしていたはずだ。

これもしかり。


だいたい鳥越氏も新聞記者ですわな。今回は音声データがあるから、言った言わないには白黒が付いた(鳥越氏が黒)けど、取材対象者があとから自分に言ったことを「そんなことは言ってない」といったらかなりの部分がひっくり返される。

ある意味「強力な武器」であり、だからこそ鳥越氏も使ったのだろう。今回、音声データがあったのは本当に女性記者にとっては幸運であって、それ無しでは自分だって「鳥越氏はさすがに嘘は言わないだろう。彼が正しいんじゃないか」と思ったかもしれないよ!

ボクは、あの、誘導でうまくね、だまされたと思ってるけど。もしあなたがね、あの、ボクがね、そういう、言ったことを言わないと言ってるというふうにあなたが思うんなら、勝手にそう思ってけっこうです。

悪いが、鳥越氏と女性記者の間だけの問題ではなくなっているのだ、既に。


もう少し、公の場でこの問題を遡上に乗せたほうがいいな。
そして鳥越俊太郎氏は、それ相応のペナルティを負わねばなるまい。

そういえば「創」でこの特集があったはずだがまだ読んでいない。