http://blog.livedoor.jp/fight_and_life/archives/52135281.html
みなさま、こんにちは。
この春、発行されるらしい格闘技専門誌
『Fight&Life』(ファイト&ライフ)
編集部のニ〜ワです。Blogスタート初日ではありますが、いきなりのエンジン全開!
ミルコの移籍初戦が行なわれる「UFC67」。
「Fight&Life」で本格的に執筆活動を再開させるという
郄島学氏から、取材報告がありました。
大会2日前に、ダナ・ホワイト社長のインタビューに成功した模様です。
「アイアンマン」という雑誌の存在は知っているがまったく馴染みはなく、アイアンマンでイメージするのはロード・ウォリアーズかセッド・ジャスティスおよび「悲しきアイアンマン」ブログぐらい(笑)。いま知識を得るためサイトへいったら別冊に「握力王」とか「防弾腹筋」とか凄いネーミングがあって笑ったっす(笑)
http://www.ironman-japan.com/
ま、それはそれとして、ここで完全復活するのが高島学。
UFCがミルコ・クロコップを引き抜いたかのようだ。いや、旗揚げの際に引き抜いたということはPRIDEのマーク・ケアー。たとえ悪いか。
んで、ネットメディアぎらいで有名どころ、ちゃんと利用価値?のあるメディアだけ選んで取材に答えているとも聞くダナが、ちゃんとマナブ・タカシマの個別取材に答えている。
ホワイト 日本で起こっていることは、本当に自分たちの耳には入って来づらいものなんだ・・・。
――・・・このまま、いくらUFCの人気が北米や欧州で上がっても、日本という国で格闘技熱が沈下してしまっては、UFC人気も意味を持たなくなってしまいます。だから、今のUFCの熱さがもっと日本に伝わってこないと、手遅れになるのではないかと。
ホワイト 自分たちも日本のマーケットに関しては、常々考えているし、少しずつUFCの知名度も上がっているものだと理解している。そのなかで、WOWOWが今、一番力・・・・・・10万世帯がWOWOWを通じて、UFCを見てくれている。これは決して少ない数字じゃないだろう。
(略)
自分たちは日本のマーケットに、しっかりと照準を合わせているから。最近、日本のメディアがやたらとUFCを取り扱ってくれるようになったしね(笑)。
――果たして本当にそうでしょうか?・・・・・・・ジ・アルティメット・ファイターやアルティメット・ファイト・ナイトが見られないと、本当のUFCの姿は見えてこないのではないでしょうか。
ホワイト うん、良い視点を持っているね。UFCはTUFとUFNがあって、システムとして成り立っている。英国が実際にそうだからね。英国、カナダ、メキシコではそうなっている。
――例えば、日本のファンがどれだけディエゴ・サンチェスを理解しているでしょうか。特別、米国からDVDやビデオでも入手していないMMAファンにとって、ディエゴを見た最後の試合は、彼にとってワースト・バウト・・・・・・UFNで行なわれた最高の2試合、カロ・パリシャン戦、ジョー・リッグス戦を見ていない。それはPPVショーしか見られないからで、ディエゴは未だに日本では無名の選手ということになります。
ホワイト ・・・う〜ん、いい指摘だ。だからTUFもUFNの映像権利についても、話し合いは続けられている。いろんなプロジェクトがあり、なかなか発展しないんだ、僕はたった一人の人間でしかないからね。
ちょっと長い引用になったが、まさにドンピシャだろう。
ちょっと長めに引用したのはわけがあるんで、自分がダナに訴えたかったことそのままの部分があるからだ。
「ジ・アルティメット・ファイターやアルティメット・ファイト・ナイトが見られないと、本当のUFCの姿は見えてこないのではないでしょうか」
そうそう。
自分も、日本でしかも英語が出来ない人の中では(笑)最も早くジ・アルティメット・ファイターに着目し、はてなキーワードまで作った人間だ。結局今回の、UFC帝国再興の多くはTUFの成功による一般層の獲得だ。
で、ダナに言いたいのは、「TUFのシーズン1とか2を、ただ同然・・・少なくとも安値で日本のどこかに提供してください。これは『宣伝』だと割りきって、儲けは本戦で稼ぎましょう」と。
まあ、アメリカのリアリティ・ショーは何しろ全米第一の・・・なんだっけ、そうだ「サバイバー」だ。あれだってこけてしまったんだからそう簡単じゃないだろうけど、ずばり「サムライTV」に提供したらどうじゃろか。今はWOWOWがスカパーで見られるわけだから、効果はあると思うんだが。
このへんを、自分の英語ブログで直訴してやろうかな。
「日本で起こっていることが耳に入ってきづらい」とお嘆きのダナ様、どうぞFrom SAMURAI nationのチェックを(笑)。
いやMMAWeeklyですら排除するのだからそりゃ無理だ。
おまけ MMAWeekly
格闘技英語サイトにもピンからキリなわけですけど、日本で(他人が)寄せてくる情報から判断する限りそのスクープ性や着眼点などはやはりMMAWeeklyがトップクラスのように見える。
だから業務提携つうか連載を持たせたkamiproはやっぱり目の付け所がいいんだろう。いろいろとサイト同士、記者同士では個人的人脈を持つ人もいて、例えばAllabout,バウレビでアメリカ情報を取材しているのがシュウ・ヒラタ氏であることは有名だ。
で、またどこまで冗談かは知らんがこういう海外サイト同士でも仲がいい悪いというのはあるらしく、座談会とかで少しづつ漏れ伝わる(笑)。だれもそんなミニ政治に興味がある人はいないだろうが。
あと、こういうサイトはちゃんとスポンサーを付けてきちんと成立させているところも多いんだよね。あれが凄いと思う。
んで、ホワイトインタビューのここをオチにする
ホワイト 今後、日本全国にネットワーク網を持つオープンTVでUFCの中継を行なう可能性は十分にあるよ。
――ズバリ、その可能性を一番持っているのは、NTV=日テレですよね。現にG+という日テレ系のCSチャンネルではUFCのディレイ中継が行なわれていますし。ただ、地上波という話になると、日テレでは3年前の大晦日猪木ボンバイエの影響で、格闘技の中継はないという方針だという話も伝わってきます。
ホワイト それは聞いている。たった一人の人間が、日本ではこの業界にとんでもないダメージをもたらした。日本ほど難しいマーケットは、我々にとってもないんだよ。実際のところ。
(大笑)。
むろんこれらは今、新聞だったら大見出しで1面全部を潰して掲載されるであろう大ニュース
「エド・フィッシュマンがPRIDEの未来語る」
http://zenzen.jugem.cc/?eid=1081
につながり、各インテリジェンス機関はこの報道の分析に入っているのであるが、それはまたおって(・A・)/