紹介遅れたがブログ「漫棚通信」。
http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/70_b62b.html
東村アキコ「ひまわりっ 健一レジェンド」は、主人公の父・健一のスカタンな言動にずっこけましょう、という展開で開始されましたが、実際のところ大きく笑いをとっているのは、猿渡副主任を中心に演じられる仮装コントであります・・・・・・
・・・こういう仮装コント、登場人物の自由な変身は、・・・・・・直接のお手本として思いうかぶのは、パタリロとかパイレーツとかマカロニほうれん荘とかがきデカとか、1970年代の狂騒的ギャグのかずかずです。最初は代官と越後屋のちょっとした会話で笑わせていただけだったものが、どんどん衣装や背景を整えて、過激なナンセンスとパロディに・・・
・・・東村アキコの作品は、1970年代末から1980年代初期のギャグマンガ、多士済々のあの時代を再現しているように感じられます。おちょくられる主人公・アキコ、謎の人・猿渡副主任、美人だけど性格がアレなエビちゃんのトリオは、じつは着ぐるみ。背中のチャックを開けると、それぞれ「マカロニほうれん荘」のそーじ、きんどーさん、トシちゃんが出てくるに違いない。
ああ、懐かしいなあ。その構造には気づかなかった。
自分の、「健一レジェンド」に関する感想はhttp://d.hatena.ne.jp/gryphon/20060929#p3