Y.D.Sブログが、あらためて2006年の修羅場を報告している
http://yds-net.jugem.jp/?eid=89
・・・PRIDE総合演出Y氏登場である。
Y氏「あのー、オープニングの選手がビジョンから出てくるところ、スクリーンが回転するじゃない。あそこがねぇ・・・」
YDS「はい、あそこが、暗い・・・ですか?」
実は自分もわかっていた。スクリーンはFUMETSUも文字が燃えて登場するのだが回転するスクリーンがわかりにくいのだ。
Y氏「そうなんだよね・・・。そこで、あそこを今回のポスターにして欲しいんだけど・・・」
YDS「わかりました。やってみます。」さっそく取り掛かる。しかしDSEからもらっているポスターデータはいつもまともに再現されるこはなく
すごい話である。
ところで話は北野武がアメリカで映画を撮った時のことになるのだが(brother)、北野氏は「日本ではスタッフのスケジュールにいくらでも無理が効くんだけど、あちらは組合がきちっとしてるから時間になったら絶対にやめなきゃいけないし、ある担当が持ち分を超えて動くこともご法度。だから非能率ではある」と言ってた。
自分を含めて、おそらく日本人はやっぱり現場では持ち分を超えてやるし、仕事があったらオーバーしてもやっちゃう部分てまだまだあるし、もし誰かが「時間です」と途中であがったらやっぱりエッって感じるとは思う。 だが、本来の労働者の立場から言うとアメリカ(ハリウッド)流が正論ではあるんだよな。ホワイトカラー・イクゼブなんとやらもしかり。
ただ、実際このせいで国内でやれるロケを敢えてオーストラリアやスペインでやるような仕事の流出も無くはないとか。
最初の話に戻すと、ラスベガスで興行を今後PRIDEがやることになったら、おそらくこういうギリギリまでの突貫演出とかは難しくなる部分も出てくるのではないか。