とにかくに、ずっとこの話題一色・・・・・・てな感じの桜庭・秋山問題。
例えばPRIDEのフジテレビショックやK-1「ボブ・サップ逃亡」事件以上の反響が、辺境のここにもやってきていまして、ことにはてなは、キーワードでの来訪者数がカウントできるから手に取るように分かるのだ。
さて、正月休みや年末進行を挟んで、一般週刊誌が活動を開始する。
今回、幸か不幸かDynamite!は19.9%という非常にいい高視聴率を取り、紅白を低視聴率に追い込んだ。その分、世間的の興味を引く(あるいは世間の興味を引くだろうと出版社が思う)ネタである。黙ってはいないと思う。それが作用と反作用だ。
テレビ放送を見た当日の一般人の反応・・・はごく狭い見聞でいうと、マイクで偶然のように拾われ桜庭の「すっごいすべるよ」から秋山に疑惑の目を向けるような人は少ない。アナウンサーも解説も拾って展開しなかったんだし、それにわれわれだって例の「柔道時代、大会で相手が柔道着にクレーム」ってのを知っていたからひっかかったわけで。
しかし、もともと意地悪な視点を持つ週刊誌が、分かりやすくまとめて、過去の柔道の話やくまページにある「ジャンクスポーツでの”自白”」などと並べて提示したら、これは内容としては実に一般でもよく分かるストーリーだ。
一応言われている筋書きは「ライバルのトゥシューズに画鋲」みたいなもの。
「ああ、これは卑怯でひどいわるだくみだね」と簡単に世間が受け取ってしまう単純な話だから、俺は「結構、一般のマスコミ(雑誌ジャーナリズム)も食いつくだろう」と予測している。
別冊宝島が指摘した”同和利権”批判に、ようやっと世間が反応したのは「30年間”病欠”で給料をもらって外車を乗り回す職員」というすっげー分かりやすいストーリーだったという話を思い出されたい。
海外はどーだろう。
MMA Weeklyが報じたって話は知っているが、日本在住のスコット・ピーターソンがほうじてもなあァ(笑)。うちのサイトはとりあえずの第一報を報じたつもりが、その後は情報が多すぎて紹介する気力と体力が失せている。
Zach Arnoldの「Fightopinion」もこの話を記事にしているが、それほど大きな扱いでもない
http://www.fightopinion.com/2007/01/03/thursday-news-spread/
J-CASTニュース
「炎上を10倍にするニュースサイト」J-CASTがまたやったようで。
桜庭VS秋山疑惑?試合 レフリーのブログ大炎上
2007/1/ 5
http://www.j-cast.com/2007/01/05004742.html
以前書いたJ-CASTの「オーソライズする力」「一つの『報道』として、当事者にも門前払いされない力」が今回発揮されているわけで、あなどれないっつーこと。
菊田早苗
あのブログエントリには、やっぱりびっくり。「キャラ違うんじゃ」と思ったぐらいでした。
2007年01月06日
グラップラー
http://blog.livedoor.jp/kikuta_sanae/archives/51014213.html