上に関連して著作権関連のトピックを調べてみた
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0612/12/news063.html
実に面白いので一読を薦めます。
松本零士、山形浩生、青空文庫代表など人選がよろしい。青空文庫の代表はこれを引用した。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/33202_12224.html
ところでその中での松本零士の発言について
http://www.playnote.net/archives/000759.html
で強い批判が浴びせられている。
一番腹が立ったのがこれ。
「なぜ著作権法で遺族の生活保障までしなくてはならないのか分からない」、「作家の遺族は著作権法で保護されるが、そば屋・うどん屋の遺族を守ってくれる『そば屋法』や『うどん屋法』はない」という司会の中村氏の疑問に対し、「そばやうどんと一緒にしてもらっては困る。作家の作品は残るが、そばやうどんは私にも作れる」
提案なんだが、もうこいつは文化人と呼ばなくていい。
「私にも作れる」という、他人の職業に対する想像力のない言葉に憤慨する。
と同時に、「何故作家だけ特別扱い?」という質問者の意図を全く理解せず、「作家は特別!」という傲慢な開き直り。うどんやそばをあーだこーだ言うてるんじゃなくて、単に例として出してるってことは理解しろよ。作家だろお前。(略)
二次創作の議論について。
この意見に対して零士さんは、古典の名作の2次利用と、近現代の作品の2次利用は異なると指摘する。「古典と現代を混ぜてはいけない。近現代にあるものを改変したりパロディー化することは作品への侮辱。先人に学ぶというのは事実だが、学んだだけの敬意を払うべき」(零士さん)
パロディーすなわち侮辱、と断じなくてもいいのではないか。大筋では同意するのだが、創作というものを考える場合、パロディーやオマージュや二次創作の類がどれだけ文化の発展に寄与してきたことか。それ抜きでは語れないところがある
ただ例の槙原騒動の時に出てきた銀河鉄道999はパクリか?問題で言えば
松本零士が「銀河鉄道999」を書いたのは1977年で、宮沢賢治の著作権が切れる前だったんだよな。
許可とかもらってればいいんだろうし、ちょっと雰囲気を借りただけで「改変」や「パロディ」ではない、という主張もありだろうが。
なんにせよ面白い話だ。
元のhttp://www.itmedia.co.jp/news/をアンテナ登録したけど、初めて1000人以上が登録しているサイトを見た。
【メモ】チャベス 佐高