「七のつく日はセブンの日だ!!」
だ、そうだ。
それに迷わされて撃沈した人も多かろう。
だれが言っているかというとメトロン星人さん。最初はダンと共演していたはずだが、今はピンでCMをやっておる。
この前も書いたが、再度論じよう。というのは、上にもあるように、やはり声優というのはすごいなあ、ってことである。
このエントリの流れをずっと見ている人はお分かりだが、私は煽り映像には注目していたが、声優とかよく分からないので、けっこう代替が利くものだと思っていたが、いざ変わるとやっぱり「余人をもって替えがたい」ものだなあと。
そしてメトロン星人だが、
「楽しんでもらえたかネ、はははは」と不敵に笑うそのクールさはやはり大したもので、画面から眼を離していても星人の声が聞こえるたびに画面に目が行ってしまう。この言葉を褒め言葉で使うことは個人的にはあまりないが、「貴族的」という言葉がぴったりだ。貴族がちゃぶ台の前にあぐらをかくのか、という問題もあるが。
当時の声優がご存命ってこともあるのか、ないのか。同一人物かしらん。
【補足】コメント欄
HAGANE 『【メトロン星人の声】中江真司さんって声優さんで「Wikipedia」によればセブン当時と同じ人が演じられてるそうですよ。』
さて、というところで、そのちゃぶ台やら夕日の決闘やら、スプーンかざしやら万国旗に絡まる怪獣やら、あの場を利用してやりたい放題をやってのけた実相時昭雄氏がお亡くなりになられた。
もっといろいろ、仕事をしているらしい
(つうかこんなにやってる http://d.hatena.ne.jp/keyword/%bc%c2%c1%ea%bb%fb%be%bc%cd%ba)
が、「ちゃぶ台と宇宙人」という、シュルリアリズティックな出会いを生んでくれただけで勲章ものだ。
安らかに「星の林に、月の舟」に乗って、漕ぎ出していってください。
- 作者: 実相寺昭雄
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1991/04
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