この前、ヨーロッパに新しい極右の潮流、という朝日新聞の特集記事が面白いという記事を書いたが、あれは壮大な前ふりで、この企画につながっていたようだ。(そう告知しておけばいいのに)
第一回目が、すごく面白い。
例のフランスの国民戦線(FN)は、今や穏健政党っぽく貧民救済事業にも力を入れている。
なにしろこの前の大統領選挙で左派を退けて決選投票に臨んだのは、同党党首のルペンなのだ。
で、このFNの福祉事業が、街頭での生活困窮者に配る無料スープなのだが・・・
これがすべて「豚肉入り」(笑)。
「フランスの伝統食です。栄養もたっぷり。何が悪いんですか?」としれっとするFNだが「イスラム移民には食わせないぞ、という意味だろう!!」と反発するアラブ系や左翼。
っただ、FNの言い分は外形的には穴が無いから、フランス伝統料理に愛着もある一般庶民は、そうだそうだと同調し、イスラムと旧来のフランス人との溝はさらにふかまり・・・・・・・・ということ。
ううむ、ワルの知恵者というのはいるものだな。
今みるかぎりではネットでは読めないらしい。