http://www.tees.ne.jp/~syn/monostory/gorin/isyo.html
10月28日の読売新聞で、マカオがラスベガスを抜いて、カジノで世界一になったという記事が掲載されています。
マカオのカジノは22軒で、数はラスベガスの10分の1程度だそうですが、金色に光るブランド品を身につけた中国人成金風の中年男の中には、超高額な掛け金を張る人が多く、地域の昨年の売り上げは57億ドル。ラスベガスの60億ドルに次ぐ世界第二位となっており、本年度の世界一は確実な情勢だそうです。
2003年に中国政府が個人旅行を解禁して観光客数も激増、2004年には外資参入許可を受けて、米国系カジノの進出も始まっているとか。
ふうむ、ますます反社会的な薫りもしてくるが、韓国なんかに進出するよりは、ビジネス上の必然性はおおいにありそうですねえ。
私は以前、「まもなく抜くだろう」という報道に接していたのだが、もう抜いたのか。ここに出てくる進出し始めた米国系カジノ、がまさにエド・フィッシュマン率いるハラスグループのものだとか。
前も書いたけど、格闘技に及ぼす影響もさることながら、これだけのカジノが中国にあることで、中国は稼いだ膨大な外貨を外に落とすことなく回収できること、また、個々も極めて重要なのだが、お金持ち・上流階級とのコネクションがここで日々作られるという、「ソフトパワー」も忘れちゃいけない。
日本の府中競馬場でそういう効果が見込めるか(笑)?
私は下のこの文↓を書いたときは中立的だったが、どうも賛成に気分は傾いてきた。
ラスベガスから・・・・「カジノ」是か非か?
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20061024#p2
【メモ】明日付けにでも書くべきもの
「トンマッコリ」
「リバタリアニズム」
「ナツラ陽性反応」
「信長の棺」とへうげもの
「逆説の日本史」と新井白石
「スパイダーマン」
「鉄子の旅」
「アメリカ中間選挙」