と、本日知った。
http://d.hatena.ne.jp/oizumi-m/
いや、これはうかつ
私が前に書いたhttp://d.hatena.ne.jp/gryphon/20040402#p3の通りだけど
なんで小生が「はてなダイアリー」をはじめたかというとパンクラスの大会観戦後、恒例の?飲み会をやった際にフリジッドさんから薦められて、であります。
このとき、ひとつの決め手になったのは「町山智浩さんもはてなダイアリーやってますよ」という彼のことばであった。
おお、町山氏、というかウェイン町山!!
小生はどこで書いたか忘れたが、つーかあまり自称するのもはばかられるが「宝島30」の遺臣を以って任じている。
今はこんな場所で世に隠れておりますが、いざ「宝島30的なるもの」が再び形を取るようなときには、鎧具足を押入れから出して駆けつけるつもりであるのです。
という宝島30遺臣から見れば、彼も同国の将軍の一人だったからね(後期)。
その後、クイックジャパンで連載された「消えたマンガ家」は、漫画学の中で、一種のタブーだった作者本人のメンタル的な苦悩や、編集部との軋轢等々の面から作品を記録するという点でも道を拓き、最近の「封印作品の謎」などの源流にもなったと思う。(特にこの連載で「富樫義博」が発表された時の反響はすさまじかった)
デビュー作「説得」はビートたけし主演で映像化されたな。
宗教(原理主義)の持つ純粋性と狂気の二面性(でもなくて、これは完全に一体なのだが)のほか、最近の代理出産にもつながるように「医学的合理性が、宗教や人権に超越して神の玉座に座るのではないか」というような問題も読み取れる良策だった。
一度講談社の文庫になっていたはずだが、そっちはもう購入はできないかな。
- 作者: 渡辺いっけい
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 1993/11/21
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【補足】ただ、過去のエントリを今ざっと見る限りでは、宝島30の連載していた頃とは微妙に扱う範囲がずれてるような。
まあ当時はオウム事件という外的要因も大きかったし、そもそもすでに10年が経過している。当時との共通点だってちゃんと存在しているし