まずはおなじみ「てれびのスキマ」より。志村けんと浜ちゃんの対談である。
http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/20061008#p1
浜田−−でも人間引き際って大事でしょ(笑)。
志村−−これから脂が乗るかなっていうときに、何で引かなきゃいけないの?
今、真っ最中だもん、俺。
今、一番楽しいんだから、やってて。
やっと今ね、昔やったネタとかをそれを今やったら別の味が出るなって思うもん。
志村−−60歳くらいでもう一回パーっと咲くよ、悪いけど。
この芸談も実に読ませる(志村けんの情熱以上の「強欲」ぶりに、手塚治虫の面影がダブるのは自分だけ?)のだが、これはLittleboy氏はテレビではなくyoutubeでチェックしているのである。
ユーチューブ・ユーチューブ、あっちでもこっちでもユーチューブ。
自分も投稿に参戦したいわー。ただ、なまじビデオからHDDにしたからDVD⇒パソコン動画への取り込みがなかなかややこしいんでね。
あと、これが政治的な武器にもなっているらしいですよアメリカでは。
これは一ヶ月ほど前の産経新聞、あと木曜日か金曜日だか(少なくとも先週中)の朝日新聞に興味深い記事が載っていた。
産経新聞は、「選挙キャンペーンにyoutube」という話で、それもただ活用するだけでなく、政敵、ライバル候補がテレビで語ったうっかり失言や、陣営にもぐりこんで内輪向けの過激発言をようつべにアップ、皆に見てもらうという手法。
また朝日新聞によると、アメリカで巡視艇の乗組員が「導入された最新鋭の船は欠陥だらけだ!!」と告発するyoutubeが大反響を呼び、政治問題化していったという。これも「映像付き」という迫力を除いては論じられまい。
このyoutubeだが、大手に統合されるかもしれない。
http://www.sankei.co.jp/news/061007/kei005.htm
グーグル、ユーチューブ買収交渉入り
【ロサンゼルス=松尾理也】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は6日、インターネット検索エンジン最大手のグーグル(本社カリフォルニア州)が、利用者参加型動画サイトとして急激な成長を続けているユーチューブ(同)の買収交渉に入ったと伝えた。交渉額は約16億ドル(約1900億円)に達するという。(略)グーグルの動画サービス「グーグルビデオ」は、ユーチューブに利用者数で大きく水をあけられていたが、買収に成功すれば、新興市場として有望視される動画配信分野でも、グーグルが一躍トップに躍り出る・・・・・
なんともITつーのはダイナミックなものよ。youtubeなんて2005年に始まったばっかりだぜ?それで覇者に躍り出て、こーなるのかよ。
さて、ところでなぜ、大手の連中が「ヨウツベヲ追撃セヨ」という号令のもと挑戦したのに、退けられたのだろうか?
そもそも、動画をUPするところはそれまでもいくつかあったと思うんだが、なぜYOUTUBEは飛びぬけたの?
一説には「どこも技術的には可能だった。だが、みな著作権違反をどう処理するかで躊躇していた。youtubeは『指摘があったら、そのつど速攻で削除すりゃいーじゃん』とゴルディオスの結び目よろしく、大胆かつ単純に割り切って一歩を踏み出したんで成功した」・・・とも聞くけど、画期的な技術革新とか独自のテクノロジーとかは本当に無かったのでしょうか?
これが個人的には謎です。だれか教えて
こんな騒動もあったんだね。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0606/07/news070.html