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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

パンクラス、再生するには・・・・

まず、あさってのメインイベントのつらさということから考えたい。

メインイベント ライトヘビー級戦 5分3ラウンド
2006年度ネオブラッド・トーナメント ライトヘビー級優勝
川村亮(パンクラスism) vs ダニエル・アカーシオ/初参戦(シュート・ボクセ・アカデミー)


7/28(金)後楽園ホール大会ネオブラッド・トーナメント勝戦でデビュー戦の相手である小谷野澄雄(烏合会)と対戦し、嵐のようなパンチの連打で攻め立て秒殺勝利を挙げた川村。対するは、『PRIDE』のリングで猛威を振るうブラジル、シュート・ボクセ・アカデミーの強豪ダニエル・アカーシオ
パンクラスism期待の新星として昨年デビューし、今年ネオブラッド・トーナメントを制した川村が『PRIDE武士道』において、三崎和雄高瀬大樹といった日本人トップ選手を粉砕してきたアカーシオを打ち破り、パンクラシストの魂を見せ付けるのか?それともアグレッシブに攻めまくるアカーシオが強力無比な踏みつけ攻撃で川村を踏み潰すのか?
ネオブラ王者が世界の壁に挑むKO必至のメインイベント!

「KO必至のメインイベント」って間違いじゃないだろうが(笑)。なんか「消防署のほうから来ました」みたいな。
そんなことよりだ。ここで川村亮をアカーシオに当てようというのは、あちらさんにとっても苦肉の策であるというところが透けて見える。
まだ彼の戦績ってこんなもんだよ。将来性はそれなりにあるけどさ。
http://www.pancrase.co.jp/data/rcd/kawamura.html


しかし、ランキングがこうなんだから。http://www.pancrase.co.jp/data/ranking/index.html
今回の階級、ライトヘビーからは渡辺大介も階級下げで離脱しているし、ほんの数年前「ライトヘビー級王国」だったパンクラスは結局いま、その階級では近藤有己川村亮しかism勢がいなくなっているんだ。

からしょうがない、ってそれはそっちのつごうだろ。
これが、近藤有己が一ヶ月に一回の試合もいとわぬ人だったからまだいいんで、もしこれが「6カ月の調整期間が無いと無理だ」とかいうタイプだったらももーどうすればいいんだか。

じゃあちょっと前まではどうだったんだろうとかといえば、GRABAKA勢はともかく、山宮恵一郎渋谷修身國奥麒樹真美濃輪育久がそれぞれ、なんか不満だなとか物足りないなと思わせつつもメインやセミを回していってたわけだ。ここにMEGATONも加わっているのだから、それは層は厚かったよ。
というか、急激に薄くなりすぎ。おまけにメイン任せられそうだった野地竜太が解雇だか退団だか。


さて、そこでですな。
美濃輪育久を除いて、他のはぐれパンクラス軍団、どう見ても退団して幸せになったようには見えない。
結局、どんなんであっても3か月に一回は試合の機会が回ってくる、というのは彼らにとってチャンスだったのだ。
前田日明傘下??に入ったとも聞く國奥麒樹真や、戻る理由なぞこれっぱかりもないだろう美濃輪は除き、渋谷修身山宮恵一郎、このふたりは尾崎社長?が頭を下げて、フリー扱いでも「日本陣営」に引き込めないであろうか。

というか、O社長、あなた皆に対して「これは円満退団。今後一選手としてオファーもしていきたい」って言ってたじゃん(笑)


渋谷一人加われば、いろいろと回していけますがな。
山宮にいたっては、とりあえずちゃんとした相手との総合の試合を見せてよ。試合数少ないよ。
もうすぐ「デニス・カーンを破った日本人」という煽り文句もつかえるしさ。
しかし山宮の人生も意外な展開だよね。課を移ったと思ったら、異動先の課が「全員で辞めて、新会社起こそうか?」となったようなもんだ。でもずいぶん幸せそうだけど(笑)

まあこういう形で、出戻り選手も登場していいと思うんだが。テーマは「再会」。


・・・・・・・・・・・・とか言ってるうちに戻ってきそうなのが柳沢龍志と窪田幸生って殆ど嫌がらせじゃん、坂口道場さんよ(笑)



あとひとつ、これもグッド提案。
金原弘光を、パンクラスの客分のようにして、外国人選手らの相手に抜擢してはどうだろう。
たとえば川村亮が金原に勝てるかって、まだ勝てないような気が。

彼も定期的な出場機会が欲しいのだ。
とんとん拍子に話が進むと思うのだが、。