http://www.fujitv.co.jp/event/art-net/go/315.html
会 場 =東京 上野の森美術館
会 期 =2006年9月23日(土)〜2007年1月4日(木)
開館時間 =10時〜18時 ※入館は閉館の30分前まで・・・、彼独特の物言いや「パラノイアック・クリティック(偏執狂的批判的)」な方法、すなわち、以前見た、あるいは見たかもしれないある画像が現れ、取り付いたその画像を批判的まなざしによって解釈する方法、さらにはダブル・イメージなどさまざまな表現によってシュルレアリストの中でも特異な位置を示すようになると同時に、一般にも知られるようになっていった。しかしながら、1934年の作品『ウィリアム・テルの謎』がシュルレアリストたちを怒らせ、グループから除名すべきだといわれたが、彼の評判は高く後の国際シュールレアリスム展などには必ず招待され続けた。
その後、戦火を逃れてアメリカにわたった彼は、相対性理論や量子物理学、あるいは数学の理論と物の奥に潜んでいる神秘性とを明らかにするような作品を描いた。それらは一見すると奇妙で、不可思議さに満ち溢れているが、あらゆるものが不確定になり、あいまいになった状況をたくみに表したものであった。
その一方で、大衆文化、すなわち映画やファッション、雑誌、ポスターなど消費社会における表現に興味を持ち、優れた作品を残していった・・・
6年ほど前かな、新宿の三越でダリ展が開催されていたはずだ。
今回も楽しみだ。
まあ、かなり長期間の開催だからそれほどあわてていく必要は無いか。