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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

TAJIRIがvsグレート・ムタを語る。

週刊プロレス週刊ゴングのどっちだか忘れてしまったけど、TAJIRIのインタビューが面白かった。
彼のWWE体験をつづった毎週連載も非常に質が高かったが、性質上「旅日記」であった。


しかし、TAJIRIがハッスルでニューリンのライバルとして登場し、体も頑丈ではないド素人?を相手にプロレスを披露。その「巧さ」が誰の目にも明らかになって以来、インタビューや対談でもその「巧さ」がテーマになることが増えた。

ここにもあるように、ファンの視点もそう変わっている。
http://blog.livedoor.jp/hardcore_heaven/archives/50554483.html

プロレスのスキルについて云々するのは、自分がやっていないだけに非常に難しいものがある。それでもスキル話は面白いもんで、先日のアパッチ後楽園でのGENTARO対井上亘ひとつ取ってもそうだし、ぶっちゃけ今一番メジャーかも知れない小川直也よりもプロレスラーとしてのスキルが高いインディーの選手は数えだしたら大変な事になる(でもそれらの選手が吉田戦で小川が受け取った金額を稼ぐのは・・・)・・・なんて話を深夜のファミレスでドリンクバーで腹ガバガバにしながら朝まで語りたいくらいだ。



前にも書いたけど、本人も本当はそのへんを語りたがっているんだが、性質上ケーフェイに触れなきゃならないというジレンマがある。それでも、ギリギリまで語っているし、そういう目で見て欲しいと願っているようだ。


そこで、武藤というもう一方の天才と戦うときには、もはや「どっちが強い?」ではなく「どっちが巧い?」を比べることになる。ターザン山本週プロの、今に生きる名コピー「世界闘争」・・・かというと違う。TAJIRIは「二番手、脇役が大好き」「日本に戻って、もしプッシュされて主役になったら困っていた」という、相手を立てるタイプ。
だから主役の座を競い合い、見事に武藤(ムタ)が勝利したvsアントニオ猪木戦とはまた別なのですね。


武藤とTAJIRIは、アメリカで大活躍したという共通点もある。
今回のインタビューでは、アメリカで成功する「東洋レスラー」への自己分析がすばらしく、「東洋人キャラで、無口で何も話さない、表情を変えない武藤さんは例外。僕のような表情、態度をころころ変え、おびえたり喜んだりするようなキャラクターのほうが普通ですよ」
「次の東洋人レスラーも、カブキ、ムタ、僕と続く、指を怪しく曲げて、毒霧を吹くようなスタイルを続けるようになるでしょう」(ともに大意)

・・・・ああ、もう少し原文に即して書きたいな。
東洋人レスラーがどんなギミックでアメリカに受け入れられたかは、それだけで一つの文化論なのだから。



ただ、非常に惜しいのはこの8/27、グレート・ムタvsTAJIRI両国国技館決戦、パンクラス横浜大会と同じ日なんだよね・・・