この二つを紹介したい。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20060614
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20060613#p1
ことに、後者は仮案の否定論を提示する中で、医療問題の解決困難さがよく分かる
・県の中核病院にその地域の医師配置コントロール機能を付与する→中核病院から勤務医が逃散する・開業医になる資格条件として過疎地医療の研修医経験を設ける→かけ込み開業が増えて医療崩壊促進
・地方に勤務する研修医の奨学金制度を充実させる→給料が少なくても自分の技術を磨きたい「使命感」のある研修医は集まらない
・地方の病院に外国人研修医を受け入れる→日本のような劣悪な労働条件で働きたがる外国人研修医がいるのか
・過酷といわれる産婦人科医と小児科医の待遇改善に診療報酬で更なる増額をする→勤務医の直接の報酬が増えるわけじゃないから効果は小さい
・医学部へ「地方枠」で入学した学生は地元への就職を義務付ける→医師には居住の自由はないのか。現在でも自治医科大学があるが、労働条件を改善しないことには、結局は医師は逃げていく。