メモ代わりに。本日本屋で新刊をいろいろ読んでいたら、イタリア・ファシズムをめぐる現在のイタリア社会の動向や論争史を書いたナントカという本が、岩波書店から出ていた。
拾い読みするとなかなか問題意識なども日本と共通していて悪くないのだが、この内容に踏み込む前に訳者の解説か何かの比ゆ表現として「中立の天使」というのが出てきた。
ダンテの「神曲」の中にも登場するんだそうだ。
こいつは中立を保ったから許されるかというと、神も非情で(笑)罰せられてしまったそうだ。かといって地獄に身を寄せられるかというとアッチからも疎まれて入れてくれない。かわいそうな話です。
失楽園や黙示録はそれに関する書籍や、それをベースにしたSFなども読んでいるから平均的日本人よりは知識はあるんじゃないかと思うが、この「中立の天使」は存在すら知らなかったのでメモ代わりとしておく。
検索でちょっと出てきた情報
http://www2.ocn.ne.jp/~h2tea/review/review_011.html
訳者解説によると、黒い天使はダンテの『神曲』(地獄篇第23歌)に登場する。神曲では、神に反逆した熾天使の側についた悪しき天使たちを『黒い天使』といい、神の側についた良き天使たちを『白い天使』。どちらにもつかなかった中立の天使たちは、勇気を持って決断しなかったために罰せられ、色のない『中立の天使』と呼ばれる。中立の天使は天国にも地獄にも属せない。ために彷徨わなければならない
ブラック・エンジェルスは「悪を裁く天使」という某作品の解釈は間違いのようだ(笑)
どす恋 どす恋。
【メモ】イタリアファシズム
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