INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

その大伴に関係する「ウルトラマン」があなた、例の権利問題で

大伴といえばウルトラ、ウルトラといえば大伴だからね
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/top/index.cfm?i=2006051808808b1

ウルトラマン利用権巡り円谷プロを提訴・タイ人会社社長
 「ウルトラマン」の著作権を持つ円谷プロダクション(東京・世田谷)を相手取り、タイ人の会社社長が18日、「日本以外でのウルトラマンの独占的利用権を侵害された」として、12億5000万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。

 海外の商品化権では「1976年に当時の円谷プロ社長から独占利用権を譲り受けた」と主張するタイ人社長と「契約書は偽造」とする円谷プロの間で訴訟になり、2004年4月、タイ人社長の主張を認める判決が最高裁で確定している。

[5月19日/日本経済新聞 朝刊]

これに関しては以前感想を述べた。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20040504#p4

むろん当方にも文化ナショナリズムも、おそらく日本が享受できたであろう100億円ぐらいになるかもしれない実益の消失が惜しい気持ちもあるし、まとた確かに多少不透明な経緯もある。だから、「暗黒裁判によって、権利はなかったことにしちゃえや」と思わないこともないんだが(笑)、何しろ最高裁の判決が既に出ちゃってるもんねえ。
タイ人にとってみりゃあ、ビジネス的な大快挙だ。島耕作サラリーマン金太郎だってこうは成功しねえ。


ハヌマーン、助けて。
あ、あと最初のエントリを書いたときに比べると、円谷プロは自分なりに新しい文化を今作ろうとしているなと好感をもっています。