http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20060517#1147869948
▼PRIDEウェルター級GP2006 1回戦
郷野聡寛(日本/GRABAKA) VS ヘクター・ロンバート(キューバ/吉田道場)
三崎和雄(日本/GRABAKA) VS フィル・バローニ(アメリカ/ハンマーハウス)
デニス・カーン(韓国/アメリカン・トップチーム) VS ムリーロ・ニンジャ(ブラジル/シュート・ボクセ)
アマール・スロエフ(アルメニア/レッド・デビル) VS ムリーロ・ブスタマンチ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
パウロ・フィリオ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム) VS ユン・ドンシク(韓国/高田道場)
だす。フィル・バローニについては、私は昔
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20060407#p1
と書いた。
フィル・バローニは日本人80キロ級の強豪を、美濃輪育久のKOも含めて破ってはいるけど、パンチだって速いが荒いし、おそらくレスリングは出来ても寝てからのポジショニングや関節技の防御が上手いはずがない。(vs美濃輪再戦の判定負けを見よ)
だから日本人の他のウェルター級選手も十分勝てるし、例の高田のたとえでいえば今や「バローニ銀行」には長南預金と近藤預金がいっぱいだ。
さあだれが引き出すか、である。
まあ、もちろんバローニご本人はこういう評価にご立腹、きんにくプンプンであって、http://gameandmma.blog29.fc2.com/blog-entry-275.html#moreによりますれば
・・・記者会見はジョークだったね。彼らは俺がトップファイターであり、近藤が厳しい試合を控えている事を認めようとしなかった。2度とそういう事はしないだろうけどね
(余談ながら同サイトは最近海外情報の紹介でスクープを連発し、今やMMA関連ブログのトップに躍り出ている。ブックマークを進める次第だ)
で、その中で、やつの首とっちゃるけん、と日本が送り込んだのがまさにヒットマン三崎和雄。
「やつの肌にバーニングスピリットを見た」といわれるほど日焼けしていることでも有名です。
どれぐらい日焼けしてるかというと、渕正信と足して2で割るとちょうどいいぐらい。
勝ち目はどんなもんか。最初のリンク先によると
・・・三崎にとっては大チャンス。最初の猛攻さえ凌げばスタミナ切れで勝てる。バローニが今回に限ってスタミナ切れしないなんてことさえなければ。三崎の膠着戦法はバローニ相手には相性がいいだろう
別に膠着でGRABAKAの一員だといっても、いわゆるLAY & PRAYじゃないんだよね。離れたところから「打撃戦のふり」をするような独特の間合いで、一部では「シャドウボクシングを金を払って見たくは無い」などと酷評する向きもありますが、なんたるどシロウトな。
よく目を凝らしてみなさい。見えませんか、全長2mの巨大カマキリが・・・(笑)
また一部ウケ落ちにてすまん。
しかしそういうわけで、三崎にとっては長南近藤美濃輪を一気に飛び越えるチャンスだ。
やつの首、とっちゃれや(菅原文太調)
三崎「GRABAKA極道は芋かもしれんが、旅の風下に立ったことはいっぺんもないんで。 ハンマーハウスのもんいうたら猫一匹通さんけん、よう覚えとけや!」
フィル「そうか、われらも吐いた唾のまんとけや!わかったら、はよ去(い)ね!!」 」
もしも勝ったら、やはり長南や近藤はこう言われるのだろうな
「牛のクソにも段々があるんで!
おどれとワシャ五寸か軽う見んない!!」
そして最後には、菊田早苗がかく言われる。
「おやっさん! アンタはわしらが担ぐことにした神輿じゃないの。
神輿が勝手に歩けるゆうなら歩いてみいや、オウ!」
以上、
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もひとつ、川尻達也vsチャールズ・ベネットもあります
これは川尻本人も言ってるように、まあ負けることなんて考えられない。それこそ打ち合いに付き合って、一発が入るなんてありえない想定が現実になれば別だろうが。
修斗にとってはこれが一番だと、俺は以前から言っていた。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050524#p1
既に三島☆ド根性ノ助がクレイジーホースを極めているし、前田もDJ.taikiに敗れたりであのころに実現していた場合とはインパクトが違うが、それでもパンクラスはフェザートーナメントが興行的にも前田吉朗を中心に始まるところだし、たいへんタイムリーだ。
しかし川尻、修斗には今度はどういうペースで出るのかな。