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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

「グーグル支配」脱却を狙う国産検索プロジェクト(今月の文芸春秋より1)

5・15付のブログで「ネタをいろいろ仕入れた」というのは主に「文芸春秋「創」「諸君」などの総合雑誌をじっくり読む時間が作れた、という話。
やはりインプットは大事なのだ。最近は流し読みができればいいほうだったが、やはり読めばそれなりに得るものは大だ。


その文芸春秋6月号はhttp://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/index.htm
の通り。最近、あちこちで特集されたり新書が出ている「GOOGLE論」も載っている。
◎ビル・ゲイツを脅かす電脳集団
“怪物”グーグルが世界を支配する
時価総額一六兆円。ネット革命の主役の光と影
森 健


詳しい人から見れば二番煎じ三煎じだが、逆に初心者に1から説明する文章だと考えれば非常に良く出来ていると思う。そこで興味深かった部分。

そもそも、現代で最大の情報網であるウェブというインフラがわずか3社の検索エンジンによって占められていることを考えれば、政治的な議題になるのは必然だろう。
(略)
たとえていえば、全世界で3紙しか新聞がないようなものだ。しかもそのすべてが米国製なのである。
こうした事態を懸念し、国独自の検索エンジンをつくろうという動きは、欧州はじめ各国にアル。実は日本でも「国産検索エンジン」のプロジェクトが経済産業省を中心にすすめられている。
「人は触れる情報によって育つ、ということを考えると、日本文化のためにも国産検索エンジンはあったほうがいい。開発には国家的予算が必要となりますし、もうグーグルがあるからいい、と諦めるムードもあるが、日本の高い技術を集めれば、グーグルとはまったく違う検索エンジンを構築することは出来ます」
(情報経済企画庁盛んの八尋俊英氏)
146P


面白い。
何が面白いかというと、個人的には効率や性能、コストなどでIT業界が熾烈な競争に競争を重ね、優劣・勝敗がはっきりしてきた現状がある。しかし、それは資本主義社会のルール。

ここに「国家的に重要だから」という、まったく別の「ゲームのルール」を持ったプレイヤーが登場してきたら、果たしてどうなるのだろうか?という興味だ。

ただし、官僚がまた自分の仕事作り、予算獲得に来てるんじゃないか?ムダだよムダ、こんな技術ナショナリズムに意味なし!という議論も大いにありえるだろう。もっと論争や報道が必要だ。
あと、既存検索エンジン会社やその会社があるアメリカが「いいことですね、どうぞおやりなさい」というかな?「官から民へ」と猛反対するかも。


このシミュレーションを応用し、たとえば「ビルゲイツの懐に貴重な税金を使うのは馬鹿馬鹿しい」おと、たとえば官公庁でいっせいにリナックス・ベースのOSを導入したときの利害得失はどうなのか?・・・・なんていう妄想を個人的には考える。
どうなの?今のパソコン価格もバンドルされたMSソフトに払う部分、すっげー多いよね。
いま、ビル・ゲイツはエミリヤーエンコ・ヒョードルジョシュ・バーネットを意識するようにGOOGLEを意識しまくっているそうだけど、それは何かっていうと、「エクセル」や「ワード」に相当する機能を、グーグルがタダでばら撒き始めるんじゃないか?と思ってる悪しいね。実際にそういう企画もあるらしい。

これも、一回転して「タダ」が登場したとき、最終兵器として既存企業に襲い掛かるんじゃないか、という普遍的な話につながるような気がする。

たとえばネット上に「大辞林」や「Wiki」があることが、辞書の売り上げで経営を安定させている岩波書店なんかに何らかの影響を与えていることは十分ありえると思うんだが。
ネットにおける大辞林一極支配はかなり完成されてきているような。


ありゃ、ひとつだけでだいぶ書いちゃったな。

次回は同誌の

媚中派大臣二階俊博の正体
五千人の日本人を引き連れ、江沢民詣でした男
富坂聰
や、月刊誌「創」についての話を。


あ、そうだ、先月号になっちゃったけど「クイックジャパン」の「ドラえもん映画特集」この前ようやく読んだんだよな。その話もかかねば。


http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060515i416.htm?from=main4
フタバスズキリュウは新種だった…発見38年後に断定

学名がつけられたフタバスズキリュウの復元図=国立科学博物館提供 国立科学博物館は15日、1968年に福島県いわき市で化石が見つかった首長竜フタバスズキリュウを新種と結論づけ、学名を「フタバサウルス・スズキイ」と命名したと発表した。19日付の英古生物学会誌に論文が掲載される。

 フタバスズキリュウの化石は、当時、高校生だった鈴木直・同市アンモナイトセンター主任研究員(54)が、白亜紀後期(8500万年前)の双葉層群で発見した。

そう、フタバススキリュウ発見者の鈴木さんは、その道に進んでいたのだ。
たしか学研の旧「恐竜のひみつ」(「化石のひみつ」?)も鈴木さん物語書いてたはずだ。