筒井康隆とつながるところが偶然だが、昨日メモだけしておいた話。
筒井康隆の処女長編「48億の妄想」は、http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050321でもちょっと触れたとおりだが、高度情報・メディア社会をある意味予言した作品。
ジョージ・オーウェルが「1984年」で考えた「高度情報化社会では権力が庶民を徹底的に監視する」というとこrから3歩ほど進み「みんながメディアに出たがり、メディアの要請するふるまいを自発的に行う」という社会を描いた。
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1976/12/25
- メディア: 文庫
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でも、いま再読する価値もあるかと思う。
手元に現在、あれば紹介できるんだけどな。架空の日韓紛争のための軍歌なんかも出ていて笑った。
もっとはてな内でもこの話題に関して誰かが触れていると思ったのに。