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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

竹島問題(海底地形問題)と「48億の妄想」

筒井康隆とつながるところが偶然だが、昨日メモだけしておいた話。
筒井康隆の処女長編「48億の妄想」は、http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050321でもちょっと触れたとおりだが、高度情報・メディア社会をある意味予言した作品。
ジョージ・オーウェルが「1984年」で考えた「高度情報化社会では権力が庶民を徹底的に監視する」というとこrから3歩ほど進み「みんながメディアに出たがり、メディアの要請するふるまいを自発的に行う」という社会を描いた。

48億の妄想 (文春文庫)

48億の妄想 (文春文庫)

そのクライマックスが、李ライン(当時の世相を反映)で勃発した「日韓紛争」なのであります。もちろん、当時の韓国と今の韓国は経済的にも民主化の度合いも、国際的地位も違う。それにそもそもリアルなシミュレーションとかじゃない。
でも、いま再読する価値もあるかと思う。
手元に現在、あれば紹介できるんだけどな。架空の日韓紛争のための軍歌なんかも出ていて笑った。

もっとはてな内でもこの話題に関して誰かが触れていると思ったのに。