WBCの日本優勝という大起爆剤を得て、こんどはV9時代もかくやという巨人軍の強さだよ。
いったんは革命によって終焉を迎えるかと思われたが、「テルミドールの反動」から王政復古となりそうだ。いやはやこれが野球のパワーだ。格闘技なんぞ吹けばとぶとぶ。
ところでやっぱり、ナベツネの原辰徳解任はバカだったわけじゃん(笑)。
野球通の友人に言わせると、「そもそも記録・戦績からみても、あの当時原を辞めさせる理由はまったく無かった」そうだ。
桑田真澄が一勝あげる
清原・桑田は(監督を除き)プロ野球に残った最後の「昭和」だ。今回もなかなかに綱渡りで、5回まで何とかつないで即降板、だったがそれでも尚がんばったものだ。
武道も取り入れてたし、もう一花咲かせられないかな。
おっと忘れてた。毎日新聞「記者の目」恒例リーグ予想
秋に彼らを笑いものにするためには、ちゃんと保存しておかないといかん(笑)
ここでは省略した前文はもうひとりの昭和、清原に向けたメッセージ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/kishanome/news/20060321ddm004070009000c.html
記者の目:06年プロ野球予想=和田崇(大阪運動部)
◇清原、がんばってや−−故郷関西で花咲かせよ
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○…セ・リーグ…○
■神保忠弘(東京)
◆1巨人 2阪神 3ヤクルト 4中日 5横浜 6広島
◇コメント
阪神は強し、されど「トラに連覇なし」のジンクスあり。注目されない巨人が肩の力が抜けて意外に……。
■安藤由紀(東京)
◆1中日 2阪神 3ヤクルト 4巨人 5横浜 6広島
◇コメント
中日が昨季、負け越した交流戦で貯金し覇権奪還。台風の目は石井一復帰のヤクルト。巨人は補強効果なし。
■田中義郎(東京)
◆1阪神 2巨人 3中日 4ヤクルト 5横浜 6広島
◇コメント
低迷する野球人気回復の特効薬は阪神と巨人の優勝争い。期待を込めて。落合中日は不気味な存在。
■仁瓶和弥(中部)
◆1中日 2巨人 3阪神 4ヤクルト 5横浜 6広島
◇コメント
中日は周到な交流戦対策を立て、昨年と同じ過ちは繰り返さない。日本一の公約達成で落合監督が男を上げる。
■栗林創造(大阪)
◆1阪神 2中日 3ヤクルト 4横浜 5巨人 6広島
◇コメント
投打に安定する阪神はリーグ13年ぶりとなる連覇の好機。AクラスとBクラスに、はっきりと分かれそう。
■井沢真(大阪)
◆1中日 2阪神 3広島 4巨人 5横浜 6ヤクルト
◇コメント
投手力で勝る中日が優位。阪神はウィリアムスの負傷離脱が痛い。ブラウン改革浸透の広島が台風の目。
○…パ・リーグ…○
■村田隆和(東京)
◆1ソフトバンク 2ロッテ 3西武 4オリックス 5日本ハム 6楽天
◇コメント
昨年の公式戦順位と変動なし。ただし、それぞれ主力選手が抜けた上位3チームは、混戦模様か。
■深町郁子(東京)
◆1ソフトバンク 2ロッテ 3オリックス 4西武 5日本ハム 6楽天
◇コメント
公式戦という長丁場では投打に層の厚いホークスが強い。ただしプレーオフがどうなるかは今年も別問題。
■飯山太郎(東京)
◆1ソフトバンク 2西武 3ロッテ 4オリックス 5日本ハム 6楽天
◇コメント
プレーオフもソフトバンクが制す。城島が抜けた穴は潤沢な投手陣と2年連続プレーオフ敗退の悔しさで補う。
■長谷川隆広(大阪)
◆1ソフトバンク 2ロッテ 3西武 4日本ハム 5オリックス 6楽天
◇コメント
プレーオフ進出には投手力が不可欠。清原、中村加入のオリックスは未知数だが、あまり期待はできない。
■和田崇(大阪)
◆1ロッテ 2ソフトバンク 3オリックス 4西武 5日本ハム 6楽天
◇コメント
WBCでのロッテ勢の活躍を見れば、今年も戦力安泰。オリックスは清原の復活を信じ、プレーオフ進出。
■錦織祐一(西部)
◆1ソフトバンク 2ロッテ 3西武 4オリックス 5楽天 6日本ハム
◇コメント
2強はともに主力が抜け戦力差が詰まったが、投手陣は変わらず充実。西武と楽天に、質の高い野球を期待。
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(注)パ・リーグは公式戦の順位とした。公式戦終了後、上位3チームによるプレーオフが行われる。
毎日新聞 2006年3月21日 東京朝刊