INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

マリードフッド・ノートより

http://almarid.blogzine.jp/footnotes/2006/03/post_c5d6.html

同和奨学金訴訟、31日高裁判決
京都市が、同和奨学金全貸与者の返済を全額肩代わりしているのは違法だとして、市民ウォッチャー・京都が、京都市長らに9億円あまりの返還を求め訴えていた住民訴訟控訴審判決が、3月31日午後1時10分から、大阪高裁で言い渡されます。

2005年2月24日の京都地裁判決では、市が全額肩代わり返済している運用実態について、明確に「違法」と認定したものの、「原告はその損害額を立証していない」ことを理由に、返還請求自体は却下しています。

貸与者の経済状況など、原告側が把握できるはずもなく、損害を立証するなど不可能なのですが、高裁の審理では、いくつかの資料を組み合わせて「損害額」を推計しています。

高裁でもおそらく違法性は認められると思いますが、いったいどれだけの返還請求を命じるのかが・・・・・・・・・・・・

『「同和」中毒都市』が文庫になりました
数日前より拙著『「同和」中毒都市』が講談社+α文庫より刊行されています(わたしの手元にはまだ版元から届いていないけど、今日本屋をのぞいたら売っていた)。

この本は、かもがわ出版から刊行した『「同和」中毒都市』(1999年)と『だれも書かなかった「部落」3』(2002年)をもとに再構成したものです。昨年5月に同じく講談社より文庫化された『だれも書かなかった「部落」』の続編ですね。

「同和」中毒都市 (+α文庫)

「同和」中毒都市 (+α文庫)