もう発売されているのか。
- 作者: 小林よしのり
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/03/07
- メディア: 単行本
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政治・文化がメインの小林よしのりの最近の読者にどう読まれるか、売れるかは分からないが、個人的には大変興味がある。
よしりんの漫画は白内障がテーマだが、このブログでも格闘技選手の網膜裂孔や網膜はく離について何度も紹介していたよね。自分も視力はあまりよくないが、近視乱視はまあ仕方ない。しかし、視力が完全に失われる失明は、できれば絶対に回避したいものだ。
むかしエリア88の司令官サキが、やはり事故で視力が徐々に衰え始めたときに「どこを失っても、目だけは守りたい。自分の運命を見極めて死にたいから」(うろおぼえ)とカッコイイこといってたが、俺はもちろんそんな大層なものではなく(笑)、漫画や新聞や格闘技を楽しむには視力が必須だからだよ。
もちろんブログを読む、書くのもね。
しかし、これはモニターの前の皆さんにも問うが、目の病気や健康について、他の病気や健康法に比べてどれくらいの知識がありますか諸君。ほとんど知らないって人が多いはずだ。
そういう部分の啓蒙的な意味も、今回の漫画には期待しよう。老いた親にも、面白かったら読ませてみよう。
他に曽野綾子が、眼病闘病記を書いていたし、
- 作者: 曽野綾子
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 1986/01
- メディア: 文庫
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井沢元彦もどこかのエッセイ集で網膜はく離の手術について書いていた。偶然だが保守派が多い。
あとひとつ重要な話。「目の話」「目の知識」を私を含めみなが避けがちなのは、この話題で手術だなんだというと想像しただけで痛かったり気持ち悪かったりするんだよ(笑)。人間の脳って偉大だなぁ。
小林よしのりもさすがにベテランのエンターテイナーで、それを十分に分かっているらしくキャッチコピーは
「痛キモい!おもしろい!」だ(笑)。
むかし、唐沢なをきが「カスミ伝」で何の脈絡も無く「忍法 目玉にハリ」とやって、
見開きで目玉にずぶりずぶりと針が刺さっていくところを見開きでリアルに描いたことがあり、お前ら男だといいたくなりました。
そのほか、目玉のことをリアルに書いた物語や漫画でトラウマになったものといえば・・・・(書き始めたら気持ち悪くなったので自粛)
ちなみに、視力といえば今度発売される水道橋博士「博士の異常な健康」では視力矯正手術(PK手術)にも一章が割かれているらしい。
- 作者: 水道橋博士
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2006/03/20
- メディア: 単行本
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http://blog.livedoor.jp/s_hakase/archives/50165514.html
改めて、新刊ゲラ、読み直してわかるが、
俺が過去に、そして、今後書く本を含めて、
最も広範な読者に興味と関心をもたらす、
公共性のあるテーマの本になるだろう。
既に300ページを越えているのに書き足らず、
ゲラ段階でも『博士の異常な健康2』を、
もう書きたくなっているほどだ。