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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

シュルト、伏兵に敗れる。その名はルール・カイセイ・・・じゃ無かったピーター・アーツ

いやいや、ともかくもスリータイム・チャンピオンとそのファンよおめでとうございます。
今から思えば昨日付のエントリ、多少の不安を感じながらの空元気でもあったな。

今回も書いておけばよかったんだけど、昔、ホンネではこう話してた。


「油断は大敵というものであって、ピーター・アーツだって伊達にスリータイム・チャンピオンじゃあない。私の中では警戒対象の、最上位ではないが下位でもないよ。上背も高いしね」


アレクセイ・イグナショフに一敗を喫したシュルト選手の例から考えると、彼への突破口は◆相手がある種の「閾値」を超える体格を持つ(相対的な差は必ずしも気にしないでいい)」


シュルトさん攻略は相対的な体格差というより、身長的にある「閾値」を超えると対抗しうるようになるんじゃないかと思うんだな。」


まあ、下は「グラウベ・フェイトーザに注意しなければいけない」という文脈で書いたものだったので、無事二回もクリアしたから安心してました。


それから、アーツがこんなに良コンディションで来るとは思わなかったんだよ。つーかこんなにコンディションを整えないでくれ(笑)。セームに圧力負けせず、押し返すだけでもみごとなものでした。


あと、実況の中でアーツが事前に戦略として語っていた話として「シュルトは空手出身だから、巨人殺しの定石であるローは防がれる。ローは捨てて、顔面パンチだけで勝負する」というのは正解でしたね。





と。
ここまで、闘ったアーツ本人はたたえた上でだが。
・・・・・いや、言いたいことは百も二百も三百もあるが、黙っておこう。
だけどね、ルールをそりゃあ変えてもいいですよ。いろいろと。「ふたを取らずにお椀の料理を食べなさい」「このはしわたるべからず」でも、そりゃあ主催者権限だろうよ。


ただ、今回「つかむな」「クリンチするな」を厳しくとります、となったとして、あの試合「セーム・シュルトが」組み付いてたのだろうか。「シュルトのクリンチが多すぎた」のだろうか。
基準よく分からないけど、僕はあの密着戦にはアーツにも、それなりに応分の責任があったように思うのデスが・・・・・・・・


今後の巨神兵

ピーター・アーツと総合で再戦。今からHERO'Sの枠をひとつ空けておいてくれ。


K-1においては、がんがん組んで、膝蹴りしちゃっていい。それでイエローカードもらいまくって「ガハハハ!相手を組み伏せての膝蹴りで反則負けは負けじゃねえ、俺の流儀では完全な勝利だ!!」と、かつて同じように理不尽なルールでがんじがらめにされたタイガー・ジェット・シンと同じように吼えればいい。

彼もゴングで相手を殴るなとかターバンで首を絞めてはいけないとか、火を噴いてはダメだとか、いろんな理不尽な規則を押し付けられたんだよ。

(ソースは例によって「プロレススーパースター列伝」)