「週刊プロレス」で報じられた。靖国神社のえらい人たちから昨年の試合ぶりにバン、と太鼓判を押され、あまつさえ「もっとめちゃめちゃやりなさい。いろんなことを「壊して」いい」と傾奇御免状を与えられたそうだ(笑)。
まさに「破壊なくして創造なし」。
実は今の靖国神社のトップは、広告業界で働いたこともある人だと聞く。
前に書いたことがありますが、前回の靖国奉納プロレスに関しては、日本人vs中国人拳法家(酔拳使い)というアングルが提示されたこともあり、話題作「悪役レスラーは笑う」
悪役レスラーは笑う―「卑劣なジャップ」グレート東郷 (岩波新書 新赤版 (982))
- 作者: 森達也
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/11/18
- メディア: 新書
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にて、作者・森達也氏がその観客?の反応とされるネットの書き込みを
「不快な気分になる」
「「民族の誇り」や「国家への思い」などの高邁さや崇高さはかけらもない」
「侮蔑であり、排斥であり、嫌悪だ」
と痛烈に批判した。で、小生は
「その(プロレスの)フェイク性そのものが、ナショナリズムを高揚させる一方で無効化、相対化、そしてパロディ化している」
と異論を唱えました( http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20060122#p2 )
ま、どっちが正しいかとかそういうのとは別に、まずは、検証するのも悪くないのでは。
季節がら、その日はおそらく桜も満開か。
中学生以下入場無料でもある。
http://www.nikkansports.com/ns/battle/p-bt-tp0-060215-0003.html
「大和神州ちから祭り」と題し、4月1日に靖国神社相撲場で中学生以下入場無料で行う。一般参拝客が訪れる本殿からは離れた場所で、イス席以外は敷物が必要となる。昨年4月に日本プロレス以来、44年ぶり開催。花見の季節の恒例興行として定着を狙っている。
メーンはAWA世界ヘビー級選手権試合を予定(略)。今年も特別ゲストを招き、漫才などのイベントも行う予定だ。