えーと、何の話か分からないかもしれないが、昨年12月25日にJR羽越線の特急電車が強風で脱線した事故に関し、毎日新聞は12月27日付社説で
風の息づかいを感じていれば、事前に気配を感じていたはずだ
と批判を書いた。
↑
おいおい、すでに
「風の息づかいを感じていれば」
「風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ」
がキーワード化されているぞ。
もちろん比喩だとは思うが、読者から
「あまりに非科学的だろう」と多数批判をもらい、社外の識者でつくる「開かれた新聞」委員会に図ったら、やっぱり総すかんだったと(笑)。
新聞側の返答コラムの見出しは
「大事なのは科学的検証 批判を謙虚に受け止めます」
「風の息づかい・・・」の文言は、マニュアルを越えて、何か危険を察知し事故を回避する手立てはなかっただろうか、それを考えてみようと・・・(略)・・・しかし、表現が情緒的過ぎる、合理的でないとの批判を多数いただきました。マニュアルをきちんと守ることが安全対策の基本だという指摘もありました。
思いがあまって感覚的な批判になったのは否定できません・・・
本日2/7付のメディア欄だ。ネットで読めるかは分からないが、詠んでみなさいな。
やはり今回も、批判の中心になったのはネット、というか例の某ちゃんねる。
今回も、諸君の勝ちだな、と肩をすくめるしかないの。麹町電網測候所で観測されそうだ。
当時の2ちゃんねるにおけるこの批判の中に、
「運転手は ワムウか」
というのがあって、不謹慎ながら思わず笑った。