本日は、もちろんPRIDE男祭り、K-1Dynamite!の二つがあるわけですけど、それは地上波もあることだし感心のある人はこぞって見ることになるでしょう。
一年の締めくくりは、昔はこういう風に1年を回顧するものが多かったんだが、とくに格闘技関係はこれをみないで評価するわけにも行かないからこの手の企画は少ない。
ま、ここだけは浮世離れしてやっていく(笑)。
ここでは、賞についての考察もいろいろとやっていたのだが、それにも当然つながる。
【MVP】所英男
本日、惨敗すると困るのだが(笑)、それでもバックブローで小ノゲイラを倒したあの一瞬はツヴァイク流にいえば「人類の星の時間」だった。前にも書いたけど、これで一生食えるべきだ。
【最高試合賞(格闘技)】今成正和vs前田吉朗(再戦)/ 池本誠知vsイ・ウォンジン
二試合同時受賞。言葉はいらない、見ればいい・・・んだが、CSで、しかもお高いサムライTVでしか放送されないから、そのへんは悲しいねえ。
【最高試合賞(プロレス)】小橋健太vs佐々木健介
ベタだがね。
【最高プロデューサー賞】山口日昇(DSE)
なにしろハッスルは、普通のものが成功したんじゃなくて、最初は「ありゃ駄目だ」と皆がさじを投げかけたマイナスのものだったんだから。それをここまでしたわけだからね
【最高メディア賞/ライター賞】ゴング格闘技、山田英司
ゴング格闘技は「パッケージ格闘技メディア」になった。全体が期待できるから、そのまま丸ごと読める。山田英司氏は「格闘伝説」の自伝が面白い。
【最高単行本賞】「紙の破壊王」
笑い、涙し、感慨にふける。