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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

毎日新聞12/22外信面は、興味深い記事が多すぎた

本当は全文転載したいのだがなあ。

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20051222ddm007030060000c.html

米国:ハッピー・ホリデーか、メリークリスマスか 「多民族化」各地で論争
 ◇宗教色薄める傾向に、キリスト教右派が反発

 【ニューヨーク高橋弘司】「メリー・クリスマス」か、宗教色の薄い「ハッピー・ホリデー」か−−米国各地でクリスマスを前にそんな論争が激化している。激論はクリスマス商戦の広告表示から、ツリーやカードの呼び方にまで及ぶ。背景には、ブッシュ大統領再選の原動力にもなったキリスト教右派が開始した「非クリスマス化」反対キャンペーンがある。だが、他宗教の信奉者には反発も強く、ちょっとした“クリスマス文化戦争”の様相・・・・・

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20051222k0000m030128000c.html
ケニア:混乱の背景に、部族間の対立感情


 ケニアではキバキ政権が提起した憲法改正案が11月の国民投票で否決され、その後も大統領による全閣僚解任、新閣僚の就任拒否など政治の混乱が続く。背景には、部族間の対立感情が影を落としている。【ナイロビで井田純】

 ・・・ 農耕民族のキクユは、計画性と先を読む能力に優れているとされ、英国からの独立でも中心的な役割を果たした。政財界に占める人材も人口比以上に多い。地元記者は、「今回の憲法改正案も他部族から見ると大統領権限強化と『キクユ支配』拡大が重なって映る」と語る。

 だがキクユ市民の政権評価は正反対だ。「大統領は汚職を追放し、経済を発展させている」と話す運転手のムワンギさん(45)は国民投票でも賛成票を投じた。「腐敗した前政権下で甘い汁を吸った連中が、既得権を失って大統領の足を引っ張った」と語気を強める。ちなみに04年のノーベル平和賞を受賞し、副環境相に再任されたマータイさんも、キバキ大統領と同じキクユ族だ。

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20051222ddm003030023000c.html
クローズアップ2005:国連「静かなクーデター」 ボルトン米大使、「改革」攻勢
 ◇予算「人質」、反米派幹部が次々消え…

 国連のアナン事務総長とボルトン国連大使の対立が激しさを増している。米国好みの効率的な国連を目指して大胆な改革を求めるボルトン大使が、通常予算の一括承認を拒否し、いわば予算を「人質」に取る強硬作戦に出たのが発端だ。対するアナン事務総長は「このままでは財政危機に陥る」と警鐘を鳴らすが、来年末の任期切れを前に求心力の衰えが目立ち、国連内で「静かなクーデター」が進行中との見方さえある。今週、山場を迎える予算交渉の行方は今後の国連を・・・


おや残念、一番面白かった

「フランスの歴史問題 植民地支配評価めぐり 日本と同じ構図」

だけネットでは読めないな。アルジェリア植民地試合に関し「北アフリカでフランスが果たした肯定的な役割」を学校教育課程でどう認めるか、という論争が起きてるとか。


シラク大統領は「フランスに『官製の歴史』はない」と表明し事態の沈静化を目指したが、今度は
「フランス議会は
ホロコーストの史実を否定する言動の禁止
◆トルコのアルメニア人虐殺を批判する法律
奴隷貿易を人類に対する犯罪と位置付けた法律
などを作っているが、それは官の歴史ではないのか?」


とつっこまれたそうな。国民戦線のルペンはなんと言ってるのだろうか。