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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

所英男、神が欲するは汝の涙か、血か。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20051222-00000026-spnavi-spo.html
事実関係は上↑の通り。

公山不擾(こうざんふじょう)、費を以て畔(そむ)く。招く。子徃かんと欲す。子路説(よろ)こばずして曰わく、之(ゆ)くこと末(な)きのみ。何ぞ必ずしも公山氏にこれ之かん。子の曰わく、夫れ我れを招く者にして、豈に徒(ただ)ならんや。如(も)し我を用うる者あらば、吾れは其れ東周を為さんか。

【現在の状況を踏まえ意訳】
ある組織が窮地に陥ったとき、孔子に重要な職種を受けるよう、参加を呼びかけた。
彼はそのオファーを受けた。
身内は心配して、「リスクが大きすぎます。断っては」と忠告したが、孔子は「あちらも、こうして声をかけるのだから、何かを期待してくれているのだろう。私にチャンスをもらえるなら、その期待以上のことをしてみせる」と答えた。


ちょっと今、ある契機で「リスク」論に興味があるのだが、大みそかの2団体を両方とも12試合として、24人が2つで総計約50人。
大一番を目指してみな猛練習をやっている、だれもが連戦を重ね五体満足の人間はいない・・・ということを考えると、やはりだれも欠場に至らず、当初のカード(っていつが「当初」なんだよ)通りに実施されるということはやはり無いらしい。1クラスが全員出席、というのとは訳が違うのだ。


にしても秋山成勲は、ここでぎっくり腰?とはね。
これにてイメージとしては”どうにもしょうがないやつ、負け犬”的なレッテルが張られかねない。まあ怪我を押して出場しボロ負けになってもイメージが壊れるわけで、このへんも「リスク計算」がいろいろとあったのだろうよ。


さて、代用カード。
もちろん、ホイス・グレイシー所英男の間にはまず「体格差」があるのです、忘れちゃけませんよ、お茶の間のライトな一般層の皆様。なにしろ、私は当初「所英男vsホイラー・グレイシー(一回りホイスより小さい)が見たい」と言ってたんだから。
所が前田吉朗やKIDとほぼ同じ65kg水準、ホイスは、80いくかいかないかぐらいだっけか?本来なら、ちょとまてだ。菊地昭がいるじゃんと言いたい所だが、そんな競技じゃあるまいし、絶対的に有り得ない話。


にしても、半面では大きすぎる幸運、舞い込んできた大チャンスである。
戦いの神が女神(アテナ)であるとしたら、最近の彼女はやや、えこ贔屓が過ぎるぐらいに所君を愛してきた。その愛の深さが、今回は妄執となってしまったのかどうか。
善戦でも評価と人気は高まる。グリフォン選定2005年MVP(この前、飲み会で選定)でもありますので、頑張ってください。