INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

なぜ谷川も榊原も最強伝説・寺門ジモンから逃げるのか?

昨日の「アメトーク」にて、浅草キッドがお得意の「寺門ジモン話」を展開したことはすでに触れた。

言うまでも無いことだが、彼のエピソードに関しては刊行後「芸能人がノンフィクションを書いてるのではなく、ノンフィクション作家が芸能界に潜伏している」とまで評された「お笑い 男の星座」に詳しく書かれているが・・・
未読の読者のために、ごく一部を引用しよう。

・・・「たたた、たぶん、俺と同じ境地で、同じ強さを求めて一日も欠かさず毎日トレーニングしているのは世界中でヒクソン・グレイシーと俺くらいしかいないと思うよ!いや、ま、まじで!」・・・

・・・「おお、おい!俺は、『奇人』じゃないよ!『超人』なんだよ。たぶん俺と同じレベルで最強を考えているのは、昔だったら、宮本武蔵だし、亡くなられた極真会館大山倍達館長も俺と同じタイプの性格だから、あれほど道を極めた人だったろうねぇ…」
冗談めいた口調ではない。
なにしろこの人は二十四時間、人を見たら「もし、こいつと闘ったら、こいつに勝てるのか?そして、どうやって仕留めるか!」という、個人的防衛権を主張している一人軍人なのだ。
ただの夢想ではない、その実証として、彼は自ら課した肉体トレーニングをこの30年間、欠かしたことがない。 
仲間から「変人」と謗られながらも、煙草も酒も芸人の付き合いも一切断ち、仕事が終わればひたすら一人汗を流す、トレーニング量、日本一を自称しているのだ。
「ボッ、ボディビルみたいなウエイト器具を使ったトレーニングはダメ、あれは全然強くない。(略)
プロテインとか薬物は一切使ってないから、見せる筋肉と闘いの筋肉とは全く違うからね、オッ俺みたいな筋肉は戦いの筋肉なんだよ」・・・

「アアア、アフリカにさー、『世界の珍品料理』のロケで行ったんだよ!」
アアア、アフリカ出身のゾマホンを髣髴と(挿入)させるマシンガントークで、ジモンがまたもや語り始めた。  
「ゲゲゲ現地の野生の動物と闘ってみたよ。意外に思うかもしれないけど、カバは強いよ。」


お笑い 男の星座―芸能私闘編 (文春文庫)

お笑い 男の星座―芸能私闘編 (文春文庫)

まだこれだけではない。
拳銃をもって1対1で対峙した時、山林で食糧がないとき、毒ガスを相手が使ってきたとき、そのすべてを寺門氏は想定しているのだ。ここまでさまざまな事態を想定した格闘家は、「闘龍比賽」を主催する某拳法家しかいません。


さて、ボビー・オロゴンなどが大みそかの顔となった今、これだけの逸材になぜ声が掛からないのか。やはり、彼の場合はリング内に戦いの場が限定されるとは思えないところが大きなネックなのだろう。カードが決まった瞬間、ジモンはへばりついていた天井から音も無く決定した対戦相手の背後に降り立ち、しゅっとナイフを首筋に滑らせてジ・エンドかもしれない。


○寺門ジモン  (試合20日前 ナイフ) ボブ・サップ×


とかはやっぱりマズかろう。「グラップラー刃牙」ではなく「バキ」向きの人材は、やはりマッチメイクには苦労する。